抵抗と揺り戻し | エフ カウンセリングオフィス

抵抗と揺り戻し

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さて、今日のテーマは「抵抗と揺り戻し」です。
この言葉を目にしてどんなことを思い浮かべますか?
たとえば、ACから抜けようと思っている時に「抵抗」が起きてしまった。
もうACを抜けたかなと思ったのに、揺り戻しが来てしまった。
こんな場面を想像してみるとわかりやすいかもしれません。
<なかなかACを抜けることができない> そう考えていただければピンときますね。
ここで言う「AC」は「生きづらさ」に置き換えてみてもいいと思います。
ある人にとってはそれは「不安感が付きまとう事」であったり、「絶え間のない孤独感」だったりすることもあるでしょう。
あなたの場合はどうでしょうか?
あなたにとっての「AC」とは・・?
あなたにとっての「生きづらさ」とはなんでしょうか・・・?
一般的なACの定義というものからはちょっとひと呼吸おいて、自分自身の「辛さ」というものを思いうかべてみてください。
その辛さから逃れようとして、いろいろな努力をしてきましたよね?
自分で考えて、いろいろやってみた。
人にアドバイスを求めて、それも試してみた。
本を読んでみて、書いてあることを実行してみた。
・・・その結果・・・
<なんだか自分が変われたような気がする!>
<少し楽になったような気がする!>
あなたはそんな経験がありませんか?
ありますよね。
私はありましたよ!
でも、でも・・・。
長続きしないんです。
すぐに、戻ってしまうんです。
なぜか、以前の自分に引き戻されてしまう感じなんですよね。
楽になった、変われた~!
一瞬、そう思えてすごく嬉しくなります。
でもしばらく経つと、それは気のせいだったのでは?と思われてくるのです。
自分でも気が付かないうちに、前進を邪魔しようとする抵抗がでてくることがあるんですね。
そうすると以前の自分~<ACで苦しい自分>に引き戻されてしまうような感じがするのです。
この「抵抗と揺り戻し」が何度も起きることもあります。
ACを抜けたと思ったらまた引き戻されて・・・。
再び前進できたと思ったらまたまた戻されて・・・。
まるで潮の満ち引きのようです。
でも、これが悪いことだと決めつける必要はありません。
多くの人は、スパッと問題解決できないことを「問題視」しますが、ACに限って言えばそうでもないんです。
なぜならば、この「抵抗と揺り戻し」を繰り返すことも大切なプロセスなんですね。
元に戻ってしまったように思えても、実はそうではないんです。。
見えないところで静かに、でも確実に、変化は起きているんです。
潮の満ち引きが、長い年月をかけて地形を変えていくように・・・。  



Posted on: 5月 1st, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments