執着を手放すって・・・?(1)諦められない! | エフ カウンセリングオフィス

執着を手放すって・・・?(1)諦められない!



よく見かける言葉に「執着を手放しましょう!」というものがありますね。
「苦しいのは○○に執着しているからだ」・・・このような文章を目にされる方も多いのではないかと思います。

たとえば、わかりやすい例だと「失恋」でしょうか?
「苦しいのは■■(=失恋した相手)に執着しているからだ。もう■■をあきらめなさい、そうすれば楽になるよ。」

・・・とまあ、こんな意味になるのだと思います。

確かに、言われてみればそうかもしれません。
もっともだ、とも感じる人も多いかもしれませんね。
あなたはどうですか?
私はというと・・・・・・。

本音を言ってしまいますね(笑)

「そんなに簡単に諦められるか~!!!」です。

もっと正確に言いますと、「そんなに簡単に手放せるようなものだったら、最初から欲しいなんて思わないよ(怒)!」ですね。

そんな私も、かつては「努力」をしてみました。
執着を手放す努力を、です。

決して手に入らないものを、いつまでも女々しく欲しい欲しいと執着している自分がカッコ悪く思えました。
惨めにも感じました。
だから頑張って、手放す努力をしてみたのです。

でも、そう簡単にはいきませんでしたね。
努力が足りないのだと、自分を責めました。
ところが、自分をいくら責めたところで、相変わらず執着を手放すことはできませんでした。

そしてお決まりの「自己嫌悪」。
自己嫌悪が続くと、これまた定番の「自己肯定感の低下」です。
よくあることですね。

<悩み方の王道パターン>と言ってもいいくらいです。

執着を手放すこと自体がまずいわけじゃないと思うのです。
では、何が問題なのでしょうか。

それは、手放そうと「努力」することに、問題が潜んでいるような気がしてなりません。
「努力」—-!
これ、曲者(くせもの)です。

自分の気持に反して、「意志の力」あるいは「理論」で行動するということですよね。
気持ちとは別の方向にむかって、むりやり体を動かすということです。
これは苦しいです。つらいです。

ここで、ちょっと最初に戻って考えてみましょう。
そもそも、何のために<執着を手放す努力>をしようとしたのでしょうか?
「苦しいのは、なにかに執着しているから」でしたよね。

そしてその結果・・・

なにかに執着する苦しさから逃れるためにその執着を手放す努力をしたはずなのに、
その努力が別の苦しさを生んでしまった・・・。
こんな理不尽なことが起きてしまったのです。

★執着を手放すって・・・?(2)手放す努力・に続きます


【参考記事】
執着を手放せない~(1)その大切な意味 
執着を手放せない~(2)執着の中身をのぞいてみる
執着を手放せない~(3)執着が消える瞬間
執着を手放すって・・・?(1)諦められない! ※この記事です
執着を手放すって・・・?(2)手放す努力
執着を手放すって・・・?(3)捨てられないもの
執着を手放すって・・・?(4)希望
執着を手放すって・・・?(5)自由時間
執着を手放すって・・・?(6)残る想い
執着を手放すって・・・?(7)想いの再結晶
執着との訣別
執着の行きつく先は・・・(1)苦しみの正体
執着の行きつく先は・・・(2)私に欠けているモノ    

執着の行きつく先は・・・(3)パズルのピース 
執着の行きつく先は・・・(4)悪夢から目覚める


Posted on: 5月 3rd, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments