「悩み克服」の先ってどうなってるの? | エフ カウンセリングオフィス

「悩み克服」の先ってどうなってるの?

                               

いろいろな人から、頻繁に尋ねられます。
「ACを克服すると、何がどう変わるのですか?」と。
そして、こんなことをおっしゃる方も大勢います。
「変わった後のことが、全く想像できません。」と・・・。
尋ねられたことにはお答えするようにしていますが、これが難しいんです。
どんなに言葉を尽くしても、ピッタリな表現で伝えられている気がしないのです。
<確かな変化があるのですが、それはとても奥深いところに起きています> とまあ、
こんな風に書くだけでも薄っぺらいというか、恥ずかしいというか・・・。
言葉というもののの限界を感じます。
それでも、思考錯誤しながらもうちょっと書いてみようと思います。
まず、誤解があるといけないので最初におことわりしておきますね。
ACを抜けたからといって、「悩みがなくなるわけではありません」。
これだけは、はっきりとお伝えしておきたいと思います。
むしろ、ACの悩みの中にいた時には見なかった、もっともっと大きな問題が目の前に現れてたりします(笑)。
うわ~っという感じです。
今度こそ本当に人生の壁にぶち当たりました、というようなダイナミックな迫力です。
この大きな問題を直視するのが嫌だったから、あえてACでいたのかな?とも思えるくらいです。
言ってみれば、ACという「ある種の居場所」にいることで、
人生における本当の深い問題から逃れていたわけなんですね。
(ただし、これはあくまでも私の場合ですよ)

●実は問題はそこではなかった
●本当の問題に直面した

要するにこういうことなんです。 かえって問題が大きくなってしまった、
そんなふうにも見えるわけなんですね、一見すると。
それだったらACのままでいたほうがマシなのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
確かにきついですよ、思ってもみなかった大きな問題が目の前に出てくるというのは・・・!
でも私は、以前の自分に戻りたいとは思いません。
なぜかというと、確実に自分に力がついているという実感があるからなんです。
この「力がついたという実感」、これが変化といってもいいかもしれません。
力がついたといっても漠然としていますね(笑)
もっと具体的に書いてみます。
<今、目の前に出てきている大きな問題>
<そして、これからも新たに出てくるかもしれない人生の課題>
そういったものを、いつの日か必ず乗り越えているであろう自分を「確信できる」ということです。
よくある言葉で言い換えると、「自分に自信が持てる」ということです。
そしてここが重要なポイントなのですが、この「自信」は【根拠のない自信】です。
根拠もなければ証拠もない。
たしかな安心材料は何もないけれど、なぜか不思議なことに、
自分がこの先上手くやっていけるだろうという確信だけは持てる。
そういう根拠のない自信です。
根拠がないということは、「しばり」や「条件」がないということです。
どんな状況にも左右されないということなんですね。
崩れたり、無くなったりしないんです。
無尽蔵にわいてくるエネルギーのようなものです。
まあ、こんなことを書くと、「単なる妄想では?」とか「自信過剰ね」とか
「無理やりポジティブになっているだけでしょ」などという世間の声が聞こえてくるようですが・・・。
でも、この感覚は、わかる人にはわかるのではないでしょうか。
今までの悩みごとがとても小さく、はるか下のほうに見える、そんなイメージもありますね。
「親のことなんてどうでもよくなってしまう」んですよ。
許すとか許さないとか、そういう次元ではなくなるんです。
「取るに足らないもの」に、自然になってくれてしまうんです。
そして、こんな自分になると、周囲の人間の反応が変わってきます。
親もそうです。
自分が見ているもの・見たいものは<自分にとって本当に大切な問題>に絞られてくるんですね。
その問題に向き合っている自分は、だれからも邪魔されることがありません。
だれも不用意に介入してきません。
不思議なのですが、本当ですよ。
ある意味これは「孤独」ということなのかもしれません。
でも怖くはないんですね。 なぜなら「いつの日か上手いこと乗り越えて、楽しく笑っているであろう自分」を、
確信できるからです。
上手くいく、というのは何も世間で言われているような「良い結果」とは限らないかもしれません。
それでも「笑っている」はずです。
自分の人生を生きるとは、こういうことではないでしょうか。    


Posted on: 6月 19th, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments