変化がこわい | エフ カウンセリングオフィス

変化がこわい

                     

<自分が変わることができたら、この辛い状況から脱出できるかもしれない!>
悩みの渦中にある人ならば、一度はこんな思いが頭に浮かんだこと、
あるのではないでしょうか?
というより、そんなことは百も承知で分かっている。
それができないから苦しいんだ!
そういうことですよね。
変わろうと思っても変われない。
それはなぜか・・・。
とてもシンプルなことだと思います。
変わることで生じるリスクがあるから、ですよね?
では、変わることで生じるリスクとはいったいなんなのでしょうか?
それは、「そもそも、どのように変わってしまうのか予想がつかない」というリスクだと思います。
これはリスクというよりも、「変化」の性質そのもの、と言ってもよいかもしれません。
「自分がどうのように変化してしまうのかわからない。」から怖いわけです。
「予想通りの自分」に変われる保障はないわけですね。
変わってみなければわからない、自分がどうなっているのか・・・。
ましてや、変わった自分を取り巻く環境も、どう変化しているのか想像もつかない。
もし、今よりも状況が悪くなってしまったらどうしよう・・・!
そんなことを考え始めると、「自分が変わる」ということがとても恐ろしく思えてしまうんですね。
<悪く>変わってしまうリスクを負うくらいなら、今のままでいたほうがマシかもしれない・・・。
この考えが頭に浮かんでくると、「変わりたい」という気持ちが、はしっこに追いやられてしまいます。
でも、変化するリスクを「可能性」ととらえたらどうなるか。
わかりやすく「恋愛」を例にとってみますね。
あなたがA君に失恋したとします。
「残念なんことにフラれてしまった・・・A君への思いが断ち切れない!」
「このままだと辛すぎる、早く思いを捨て去って彼のことを忘れなければ・・・。」
こうしてあなたは努力を始めます、A君のことを忘れる努力を・・・。
二人で撮った写真を全部捨ててみたり、メールなんかも削除しますかね。
あとはなんでしょうか、もらった手紙やプレゼントもゴミ箱行きですか?
つくれるものなら新しい彼氏でもをつくってみますか?
どうでしょう、このようなことをすればA君のことを忘れることができるでしょうか?
できればラッキーですね。
でも、そう簡単には忘れられないことのほうが多いのではないかと思います。
何年も残る思いを抱えたまま、という場合だってあると思うんです。
もし、死ぬまで、自分の気持ちが「変わらない」としたらどうでしょうか?
そうだとしたら<地獄>ではありませんかねぇ。
でも、人の気持ちは変わるものなんです。
なぜなら人は「生きているから」なんですよね。
「生きる」ということは「常に変化している」ということだと思うんです。
だから、気持ちも変化する可能性がある、ですよね。
上の失恋の例を考えてみると、「変化は希望」ともいえると思うんです。
この変化は「自分の気持ちの変化」のみならず「自分をとりまく環境の変化」も含みます。  
この人しかいない!と思っていたA君・・・
そのA君を上回るミリョク的なB君が現れた。  
そんな変化が起こる可能性があるわけです。
その時あなたの気持ちも一気に変化する可能性がありますよね?  
変化の中身はわからない、変化してみなければ状況がどうなるかわからない。
こんな変化の可能性があるからこそ、希望が持てるのだと思います。  
確かに変化にはリスクが伴うことは確かです。
でも、このリスクを「スリル」ととらえたらどうでしょう。
スリルの反対は「退屈」です。
もし仮に、退屈というものが一生続くとしたら・・・?
そんな退屈だけの人生に、はたして人という生き物は耐えられるものなのでしょうか?
少なくとも私にはそうは思えません。
退屈にまみれた世界・・・そんな世界に一生い続けるとしたら・・・?
そんなことを考えてみるのも面白いかもしれませんね。  


Posted on: 7月 18th, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments