やりたいことが見つからない | エフ カウンセリングオフィス

やりたいことが見つからない

 

                       

夢や目標が思い浮かばない・・・。
やりたいことが見つからない・・・。
これはこれで「苦しみ」とも言えるかもしれません。
「なんて贅沢な苦しみなの!」そんな声も、もちろんあるでしょう。
でも「やりたいことが見つからない」というのは、経験したことのある人ならば、
そのつらさは身にしみているのではないかと思います。
ただただ時間が無駄に過ぎていくような感じ。
やりたいことすら見つけられないダメな自分を実感してしまう。
早く見つけなければいけないと、焦れば焦るほど追い詰められていく気分。
そんないろいろな気持ちが混ざり合って、何とも居心地の悪い状態になりますよね。
なぜ見つけられないのだろう?
だって「やりたいこと」でしょ、見つけられないって変じゃない?
このように考え始めると、もう、堂々巡りです。
そもそも、「やりたいこと」ってなんなのだろうか、と考えてみるのもいいかもしれません。
それは「探して見つかるものなのだろうか」という問いかけも、いいかもしれませんね。
さらに、「今すぐ見つけなければいけないのだろうか?」こんな質問も、いかがでしょうか?
幼いころから自分にルールを課して生きてきた人は、自分を必要以上に律する人でもあると思います。
そんな人にとっては、「やりたいことを見つける」ということも、一つの「課題」になっているかもしれません。
なにか「夢とか目標」があって、それに向かって努力することが「よき人生」なのだ。

そのために努力すべき使命のようなものが存在している・・・。
こうなると、常に何かに向かって走り続けるというような状態が、普通になってもおかしくはないかもしれません。
でも、それって、とても疲れることのような気がします。
なんのための「やりたいこと」なのか、なんのめの「夢や目標」なのか、私には疑問に思えてきます。
「バカンス」という言葉がありますよね。
「空っぽ」という意味でもあります。
<何もない状態>
何にもない状態なんて役に立たないのでは・・・。
そんな気にもなりますが、「何にもないから役に立つ」ともいえると思うんです。
「やりたいことが見つからない」そんな私。
その状態に自分がいると感じてみたとき、そこにはもしかしたら自分を縛るルールとか、
人間関係のしがらみとか、
そんなものから一切支配されていない自分がいるのかもしれません。

<なにものからも何物からも一切支配されていない自由な自分>

これこそ、あなたが本当にほしかった自分かもしれないですね。
忙しい日々に追い立てられると、人は「バカンス」を求めます。
一切のわずらわしいことから逃れて、何も考えずにただただボ~っとしたい。
そんな時ってありますよね。
頭の中を空っぽにして、体を楽にして、そうして気持ちもリラックスして解きほぐしていく。
そんな時間って大切です。
全速力で走り続けていれば、いつかはエネルギーが切れて倒れてしまいます。
人生だってそれと一緒だと思うのです。
やりたいことが見つからないからといって、焦る必要はないかもしれません。
見つけられないのにはわけがあるのかもしれません。
今は自分が「バカンス」を必要としているのだ、そう考えることもできます。
バカンスを十分に味わうことができたなら、何かが自分の中で動き始めるかもしれません。
そんな瞬間を待ってもいいと思うのです。
その時をひそかに待ち焦がれてみる・・・。
それも人生のひそかな楽しみと言えるかもしれませんね。


Posted on: 7月 23rd, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments