気持ちの整理整とん | エフ カウンセリングオフィス

気持ちの整理整とん

                             

モヤモヤしたりざわざわしている気持ち・・・整理ができるとスッキリします。
でも、これがとても難しい…。
難しいのは当たり前です。
目に見えず、つかむこともできず、どこにあるのかもわからないのですから。
しかも厄介なことに、気持ちというのはその瞬間その瞬間で常に変化しています。
ですからモノを固定して一か所に留めておくのとはわけが違います。
そして、さらに複雑なことに自分の中にはいくつもの違った気持ちが、
なぜか同時に存在していたりします。
では、こうして自分自身の中に混在している「気持ちたち」を、どうやったら整理できるのでしょうか?  
気持ちの整理を考えるために、なにか役に立ちそうなことが無いかなと考えてみました。
思い浮かんだのが「部屋の整理整とん」です。
さっそく部屋をかたずけることを想像してみます。
あなたなら散らかっている部屋を片付けようとするとき、どこから何から手をつけますか?
私だったら、まずは置き場所が決まっているものを元の場所に戻します。
ここまでは簡単にできます。
これで部屋がすべて綺麗に片付けばいいのですが、なぜかそうはいかないことが多いです。
どこにも収めきれなかったモノたちがいくつも残ってしまいます。
こうして残ってしまったモノたちをいかに扱うか、これが重要だと思います。
適当なところに押し込めてしまうこともできますが、
そうすると後でどこにしまったかがわからなくなってしまいます。
「あれ、どこにしまったけ?」という経験のあるかた、多いのではないでしょうか。
必要な時に取り出せない!・・・これでは困ります。
ですから、適当なところにしまいこむ「手抜き」はしないでおきます。
では何をやるか?
それは「分類」です。
今すぐ使うものなのか、あとで使うかもしれないけれど今は必要のないモノなのか。
あるいは、とっておくには置き場所がないから預けた方が良いものなのか。
いっそのこと捨ててしまっても構わないモノなのか・・・などなどです。
今すぐ使うものならば、しまわないで手元に置いておけばいいわけです。
そうでないものは、それにふさわしい置き場所を新たに考える必要があります。
さらに・・・・こんなものもあるはずです。
それは「分類不可能なモノ」 どう取り扱っていいかよくわからないけれど、
捨てるのは躊躇する、というようなモノです。
この「分類不可能のモノ」を整理するのに、インテリア好きな人、
整理整とん上手な人がよく使う「必殺ワザ」があります。
なにかというと・・・・「とりあえずボックス」です。
とりあえず入れておくための箱です。
ビジネスの現場でも似たようなものがありますよ。
課長さんや部長さんのデスクの上にあるトレーに「未決済」などというシールが貼ってあるアレです。  

●取り組むべき課題だけども、今は答えが出せない。
●自分にとって大切な問題だけど、今は向き合うだけのパワーがない。  

こんな大きなものを自分の中に抱えている状況だと「気持ちがスッキリしない」のも当たり前です。
簡単にスッキリしてしまったら、お手軽に気持ちが片付いてしまったら、その方が不自然です。
逆に言えば、<モヤモヤしたりざわざわしている気持ち>が存在するということは、
【自分にとって重要なテーマ】がそこにある、ということです。
しかも今すぐ片づけるられるようなものではない可能性があります。
こんな苦しい時にこそ、部屋を整理するときのコツを気持ちにも応用してみてはどうでしょうか。
<モヤモヤしたりざわざわしている気持ち>を、「とりあえずボックス」の中に一時保管しておくのです。
保管するときには後でわからなくならないように、一つ一つの気持にラベルを貼ってあげるといいと思います。
「今は重すぎて向き合えないよ」とか「5年たったら答えを出すからね」というように・・・。
この丁寧な作業を、ぜひ試してみてください。
自分の内側に余裕ができて不思議と心と身体が軽くなるのがわかるはずです。      


Posted on: 9月 1st, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments