執着を手放せない~(3)執着が消える瞬間 | エフ カウンセリングオフィス

執着を手放せない~(3)執着が消える瞬間

                     

執着を手放せない~(2)執着の中身をのぞいてみる の続きです  

執着の中身をのぞいてみたものの、言葉でなんて表現しきれない・・・。
なぜなら、執着してしまう対象が、一言で言い尽くせないほどの深い意味のあることだからで
す。
自分にとって大切なもの、ということです。
しっかりと理解しないまま、いとも簡単に捨ててしまおうとするから「苦しい」のかもしれません。
苦しみたくない、苦しさから逃げたい、苦しさを消してしまいたい・・・。
そう思うのは無理もありません。
誰だって苦しいのは嫌なものです。
でも、どうせ簡単に捨てることが叶わないのなら、その苦しみの元となっているものの正体を追及してみる。
そんな選択肢もあっていいと思うのです。
言葉では表現できないほどの、重たい意味を持つもの。
それはいったい何なのか。
それを知るために、さらに別の言葉を当てはめて確かめてみるのもいいかもしれません。
「これに執着するのは~だからだ」 「この人をいいと思うのは~な面もあるからだ」 などなど、
思いつくままあげてみます。
何かに例えてみてももいいんです。
絵とか、曲とか・・・。
「~だから好きなんだ」
「~だから手放すことに耐えられないんだ」
「これこれこういうところが好きなんだ」
こんなふうに自分で納得できるまで・・・。
ハッキリと正確に言葉で表現できなくても構わないんです。
なんとなくでも自分で納得できる、腑に落ちる、というところまで感じることができればいいのです。
ここまで来ると、どうしてこんなに執着していたのだろう、ということも納得がいくはずです。  
●こんなに自分にとって価値のあるものなのだから、手放したくない!
●取り戻したい、奪い返したい、どんな手段を使ってでも、何年かけてでも手に入れてやる!
こんな気持ちになったのが、至極当然で自然なことだったことがわかります。
執着していた対象物・・・その対象物が「それ」らしくあるための【特徴】。
この【特徴】こそが、あなたの人生にとってなくてはならない【重要なエッセンス】だったのです。
これがなくては、あなたがあなたらしく生きることができないもの、と言い換えてもいいかもしれません。
あなたの人生をあなたらしく彩(いろど)ってくれるものなのです。
このことにあなたが気がついたとき「執着」は役割を終えて、何か別のものに姿を変えていくのでしょう。  
人は空気がなくては生きることができません。
もし空気を吸うことができない状況に陥れば、空気を求めて必死にもがくはずです。
同じことが「あなたの人生のエッセンス」にも言えます。
これがなければ生きることができないのです。
だから、「自分の人生のエッセンス」が何なのかを知っておく必要があるわけです。
執着することの苦しみが、それを教えてくれようとしていたわけです。  
自分が何を欲しているのかを知っていれば、自分でいくらでも手に入れる手段を考えることができます。
今たとえ目の前になくても、別の場所に探しに行くことだってできるわけです。
自分らしい生き方を手に入れるためにこそ執着の苦しみがあるのだ、ということです。
それは目を背けたり避けて通るべきものではなく、むしろ歓迎すべきものかもしれません。  
もちろんこれは私個人の考え・感想にすぎません。
こんな考えもあるのだということで、あなたが考えるうえでのたたき台にしていただければ幸いです。
自分で出した答えほど応用がきいて役に立つものはないと私は思うからです。  

==このテーマはこれでひとまずお終わります。お読みいただきありがとうございました。


【参考記事】
執着を手放せない~(1)その大切な意味
執着を手放せない~(2)執着の中身をのぞいてみる
執着を手放せない~(3)執着が消える瞬間 ※この記事です
執着を手放すって・・・?(1)諦められない!
執着を手放すって・・・?(2)手放す努力
執着を手放すって・・・?(3)捨てられないもの
執着を手放すって・・・?(4)希望
執着を手放すって・・・?(5)自由時間
執着を手放すって・・・?(6)残る想い
執着を手放すって・・・?(7)想いの再結晶
執着との訣別
執着の行きつく先は・・・(1)苦しみの正体
執着の行きつく先は・・・(2)私に欠けているモノ    

執着の行きつく先は・・・(3)パズルのピース 
執着の行きつく先は・・・(4)悪夢から目覚める




Posted on: 10月 19th, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments