執着との訣別 | エフ カウンセリングオフィス

執着との訣別

                   

今年も残すところあとわずかになりました。
いろいろな方との出会いがあり、貴重な時間を過ごさせていただいたことに感謝です。
皆さま、どうもありがとうございました。
出会いがあれば別れもあります。
別れがあるからこそ新しい出会いがあります。
これはよく言われていることです。
場合によっては、別れを告げなければ新しいものに出会えないということもあります。
新しいものに出会う、新しい道を進むために訣別しなければならないもの・・・
それが「執着」というものなのではないでしょうか。
手に入れたい、欲しい!
そう強く願っていても叶わない。
でも諦めきれないから苦しい・・・。
この七転八倒の苦しみは身を焦がします。
何年も何十年も諦めきれずに、わずかな可能性を信じて、手に入れるための戦いを挑む。
でも哀しいかな、その可能性はゼロに等しいのです。
いや、ゼロでしょう。
手に入る可能性がゼロ・・・なのに、その可能性を求めてしまうのが執着とも言えます。
自分が執着しているその対象をよく見てみれば、所有できる可能性がゼロであることはわかります。
その事実が怖いから、目を背けたくなるのです。
欲しい欲しいと願っているのに、一方では目をつぶてしまって見ないようにする。
だから手放す決心がつかないのです。
あなたが執着している対象物、その性質をもう一度よく考えてみてください。  

●一生かけても手に入れることができない(と思われる)。
●どんなに強く願っても手に入れることができなかった。
●手に入れるための手段が思いつかなかった。  
こうではありませんか?

そして、さらに考えてみてほしいことがあります。
それは本当にあなたの人生にとって必要なものなのでしょうか。
もしかしたら、必要でないかもしれない、そういう可能性があるのです。
言い換えると、必要であると思い込んでいただけかもしれないのです。
だとしたら、あなたのこれからの人生にとって必要なものは、全く別の場所にあるわけです。
こんなことに気がつけば、執着に訣別することができます。
いえ、気づいた時点で、もはや「執着」ではなくなります。
何が何でも手に入れなければという必要がなくなるからです。
あっさりと別れを告げることができます。
これは過去に別れを告げるのに似ているかもしれません。
過去に執着している限り、未来は過去に束縛されたままです。
可能性は広がりません。
でも、過去に別れを告げることができたら、そこから可能性が一気に広がります。
可能性は無限大です。
無限大の可能性が存在する「現在」に立つことができるのです。
そうなったとき、過去は「とらわれ」から「貴重な経験」に変化します。
「貴重な経験」は、あなたのこれからの人生をけっして邪魔することはしません。
むしろ、それはあなたの「力の一部」になるのです これまで数々の執着と訣別してきた私は、
そう断言いたします。
勇気を持って、本当に自分が必要としているものを、探しにいってほしいなと思います。    

【参考記事】
執着を手放せない~(1)その大切な意味
執着を手放せない~(2)執着の中身をのぞいてみる
執着を手放せない~(3)執着が消える瞬間
執着を手放すって・・・?(1)諦められない!
執着を手放すって・・・?(2)手放す努力
執着を手放すって・・・?(3)捨てられないもの
執着を手放すって・・・?(4)希望
執着を手放すって・・・?(5)自由時間
執着を手放すって・・・?(6)残る想い
執着を手放すって・・・?(7)想いの再結晶  


Posted on: 12月 31st, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments