どこまでも自分を守る | エフ カウンセリングオフィス

どこまでも自分を守る

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人間関係で悩むとき、
コミュニケーションが上手くいかないと感じるとき、
そんなときに必ず起きる現象があります。

それは、誰かの言葉・何かの言葉によって、
自分の気持ちが傷ついたと感じるという現象です。
言葉が胸にグサッと突き刺さる感じ、という表現が近いでしょうか。

とても不快な気分になったり
あるいは怒りが湧いてきたり、悲しくなったり・・・
様々な反応が自分の内面に起こってきます。

忘れようと思っても頭から離れない。
あの人はなんであんなことを私にわざわざ言ったのだろう?

このように「なぜ?」と考え始めると事態がこじれます

なぜなら自分に非があるのでは?という悪循環に入ってしまうからです。
自分に非があるとか無いとか
相手に非があるとか無いとか
この、「どっちが正しいか」がくせものなのです。

仮に自分が正しいとすると、どういうことが起きるか。
自分の正しさを証明したくなります。
そうすると周囲とぶつかることがでてくるので
さらに自分の正しさを証明しなくてはと、自分を追い詰めていきます。
正しさを証明することが義務になっていきます。
負荷がかかっていきます・・・これは苦しいです。

逆に、相手が正しいとすると、どうなるか。
相手が正しいのですから自分が悪い、
だから自分を責める。
自分を罰する必要が出てきますね。
これももちろん苦しいわけです。

自分が正しい、相手が正しい。
どちらにしても行きつく先は不自然な苦しさです。
それはとても息苦しい状態です。
不毛な努力、不毛な戦いを強いられます。
勝ったところで最終的には虚しさが出現してしまう可能性があるのです。

それはなぜか。
正しいか正しくないかを考える時に
「自分の正直な気持ち」が置き去りにされることが多いからです。
気持ちというものは、ただこここに存在する、ただここに出現する
そういう性質のものだからです。

世間一般の常識も関係ありません。
学問の世界でいうところの研究結果も関係ありません。
気持ちというのは100人いれば100通りです。
地球上に存在する72億の人々、そこには72億の気持が存在するのです。

72億通りの「オリジナルな存在」です

この自分ならではの「オリジナルな気持ち」を軽く扱ってはいけない
そう私は考えています。
なによりも大事にしていいのです。
自分の存在そのもの、自分という人間の核<コア>となる部分だから
ここを守るべきなのです。

この自分の気持ちというコアな部分を守らないと、
自分が自分でなくなってしまいます。
だから苦しくなるのです。
自分は他の誰でもない、自分のままでいいのです。

だからどこまでも自分の気持ちを大切にしてほしいと思います。
まずは自分のオリジナルな気持ちを認めてください。
そしてその気持ちを100パーセント尊重してあげてください。

他者のこと、他者への対応策を考えるのはそれからでも十分間に合います。


Posted on: 6月 30th, 2015 by エフ カウンセリングオフィス No Comments