楽しいことが見つからない(1)・・・疲労困憊 | エフ カウンセリングオフィス

楽しいことが見つからない(1)…疲労困憊

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モヤモヤと辛くて思うように動けない。
頭の中を占めているのは悩みのことばかり。

このように苦しい状況の時に問題解決を期待して
「楽しいことをやってみよう」とチャレンジする。
でも、なぜか楽しめない。

ここで初めて気づくわけです。
「ああ、これは自分にとって本当に楽しこととはちょっと違うのかもしれない」と。
何を隠そう、私もこんな経験を繰り返していた時期がありました。

「これ、やってみようかな?」
思いついたことを手当たり次第チャレンジしてみる…。
すぐにできる事もあれば、遠くまで出かける必要のある事まで
さまざまな種類のことにチャンジしてみたわけです。

でも、心から楽しいと思えたものは皆無でした

 むしろ終わった後に疲労感に襲われることの方が多かったのです。
そして疑問が湧いてきます。
「楽しめない私、こんなことでいいのだろうか?」

さらには罪悪感まで出てきます。
「また時間とお金と時間を無駄にしてしまった…」

こうして楽しいはずのことが結果として
「楽しめないダメな自分」を強化していたのです。
楽になりたいと思う気持ちとは裏腹に、
ますます苦しくなってしまったのでした。

人は誰でも苦痛さから逃れようとします。
これは当たり前のことです。

たとえばインフルエンザに罹った時…
私も経験がありますが、とにかく苦しいですよね。
半端なく高熱が出て、体中の筋肉が痛む。
水分不足で脱水症状になったこともありました。
こうなると呼吸も苦しくなってきます。

余談ですが、脱水症状は怖いなと思いました。
知らず知らずのうちに陥る場合があるそうです。
医師によると食事がとれずにいたため水分不足となったそうです。
呼吸が明らかにおかしいとなってもまだ、それが
脱水症状だとは素人の私にはわかりませんでした。

この脱水症状という緊急時に必要なのは「水」です。
まずは水分を摂らないことには危ないわけです。
どんなに栄養のあるものを摂っても無意味です。
というより食物を身体が受け付けません。
食物を消化できる状態ではないのです、身体が。

まずは水分を十分に補充して、
体中の器官が正常な機能を取り戻すことが必要です。
栄養を取り入れるのはそれからです。

水分だけではなく充分な時間も必要でしょう。
緊急事態に対応していた心身の機能は
必要以上に疲弊しているはずです。
その疲れを取るために休息の時間も必要なのではないでしょうか。

心にも全く同じことが言えると思います。
過酷な状況を生き延びてきて心は疲労困憊しています。
脱水症状を起こしているに等しい状態なわけです。
この状態のときに「栄養=楽しいこと」をいくら取り入れようとしても
心に受け入れる余裕が無いのは当たり前と言えるでしょう。

まずは疲れた心を休ませてあげる。
水分を補給しながら・・・。
そうして充分に疲労が回復してから
万を持して「楽しいこと」を探せばよいのだと思います。

では、心にとっての「水分」とは一体何なのでしょうか?

 

楽しいことが見つからない(2)…金脈発掘 につづきます


Posted on: 10月 2nd, 2015 by エフ カウンセリングオフィス