あがり症が苦しくて…(2)嫌な予感 | エフ カウンセリングオフィス

あがり症が苦しくて…(2)嫌な予感

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 ★あがり症が苦しくて…(1)緊張が止まらない  の続きです。

あがってしまう、赤面してしまう。
止めることのできない緊張状態・・・。

そして私が緊張していた時に起きていたのは
「悪い結果を予想する」でした。

悪い結果を予想する。
これはどういう事かというと、「失敗するに違いない」という確信です。
確信、というと言い過ぎかもしれませんね。

たぶん私はまた失敗するのだろう、という
なかばあきらめにも似た失望感、あるいはがっかり感。
こう表現した方がニュアンスとしてはピッタリに近いです。

そもそもなぜ、こうしたありがたくない結果を
常に予想してしまうようになったのか、という疑問も出てきます。

ごくごく幼かったころにはこんなことはなかったように思います。
ところが、物心ついたころにはもう、
気がつけば「自分はまた失敗するかもしれない、多分そうだ」というような
こんな思考回路が出来上がってしまっていたような気がします。

※この思考回路がいつ、どこで、何がきっかけとなっていたかは、
 もちろん考察すべきテーマではあるのですが・・・。
 これについては別の機会に書いていきたいと思います。

そのプロセスはさておき、こういうことが頭の中で起きていたわけです。

私は、おそらくまた失敗する

とても嫌な予感です。
必ずと言っていいほど、この悪い結果が待ち受けているのです。

このような状況に陥った時に私が必死に考えたこと。
それは「失敗しないように頑張らなければ!」でした。

でも、何をどうすれば失敗しないようにできるのかがわからなかったのです。
なぜなら、気がついたら失敗ばかりで
成功体験を実感できたことが本当に少なかったからです。

だから、必死になってとにかくもがいてもがいて
上手に事をすすめよう、上手くやろうと必死で頑張りました。

でも、この頑張りが落とし穴だったのです

ただただ失敗しないように、上手くいくように、
それだけが目的になってしまった頑張り・・・。
的を絞らずにむやみやたらに矢を打ち続けているのと
全く同じ状態になってしまっていたのでした。

打てども打てども、的外れに矢が飛んでいくばかり。
こうなるとあとはもう焦る事しかできなくなっていきます。
焦ってはまた失敗。
結局どうにもならずに悪循環。
相変わらず緊張のまま、不毛なチャレンジを続けるしか
打つ手が無いように思われました。

ところが、さすがの私もこれは何か注目すべきところが
違うのではないかと、思うようになってきました。
ここに至るまで本当に長い時間がかかりましたが・・・。

頑張ること自体がまずいのではないのです。
頑張ってもいいのです。
ただポイントは「何を頑張るのか?」ということなのではないでしょうか?

私の場合、「失敗しないようにする」ということが
頑張ることの目的になってしまいました。
何がまずかったのかというと、あまりにも目的が大きすぎて
どこから手を付けていいかわからなかった、ということです。

だから私は手をつけることが出来なかった。
何もすることができずに、焦り、途方に暮れ、
ただただ嫌な予感に身をこわばらせているしかなかったわけです。

あがり症を抜け出すための秘訣のひとつ・・・
「小さなことから手をつける」

これに気がついてから、私は少しづつ変化を感じられるようになっていったのです。


★あがり症が苦しくて…(3)気にならない! に続きます


カテゴリー: 07.焦り・緊張
Posted on: 3月 7th, 2016 by エフ カウンセリングオフィス