その感情の「持ち主」は誰?(1)~問題はどこにある? | エフ カウンセリングオフィス

その感情の「持ち主」は誰?(1)~問題はどこにある?

白いオフィス女子

モヤモヤとした、なんとも表現しがたい
いや~な気分。
その気分をよくよくチェックしてみると、
自分と相手の感情が複雑に絡まっているケースに
気がつくことがあります。

絡まっているというよりは、
ごちゃごちゃに混ざりあっている、
という方が近いかもしれません。

もっと正確さを突き詰めてみるのであれば、
相手の感情が自分の一部になっているような
そんな感覚といえるでしょうか。

自分の目の前に友人の一人がいるとします。
その友人を仮にAさんとします。

このAさんがとても不機嫌な表情をしています。

何かに怒っているような、
はげしい怒りの感情を自身の奥底にしまい込んでいるような
そんな不機嫌さ。

この時、このAさんを前にして自分だったとしたら
どんな気持ちになるだろうか?

私だったら、少なくとも楽しい気分にはなれないと思います。
貴女だったらどうでしょうか?

たとえばこんな風に感じることもあるかもしれません。
あくまでもプロセスの一つの例ですが…。
(私はよくこの例を「採用」していました)

●一体全体、この人は何に怒っているんだろう?
●もしかしたら職場で何か嫌なことがあったのかもしれないよネ…
●嫌な上司に半端ないいやみを言われて頭に来ているのかもしれない。
●いやいや、職場の話じゃないのかも。
●そうではなくて、私がさっき変なことを言ったのかもしれない。
●何を言ったっけ?
●もしかしたら私が「〇○○」と言ったことがAさんの気に障(さわ)ったのかもしれない。
●そうに違いない!
●そうだ、Aさんは私に怒っている、腹を立てているのだ!
●ああ、どうしよう…怒らせてしまった。
●どうしたらいい?
●何をすれば、この嫌な雰囲気をなんとかできるの??

こうなってくると、自分の胸がズキズキと痛んできたりします。
そしてAさんを怒らせてしまった自分を責め始めます。
自分で自分を責めるから、心の傷はさらに痛みを増していく…

しかもその傷はすぐには癒えてくれないのです。
あとからあとから思い出すたびにうずいていく。

あんなこと言わなきゃよかったという
後悔の念やら罪悪感までズルズルと
一緒くたになって湧き出てきたりするから
性質(たち)が悪いのです。

さて、ここで問題を整理してみます。
上記にあげた例には、
実はおかしな点がいくつかあるのです。

もちろんかつての私には
そのおかしな点が全く分からなかったのです。
だから袋小路に迷い込んでしまって
七転八倒の苦しみにまみれてしまったわけなのです。

何がおかしいのか?
どこが矛盾しているのか、
つじつまが合わないのか?

細かいことを上げればきりがないので、
ここではとくに大事ないくつかの観点に絞って見ていこうと思います。

さて、あなたは何かおかしな点に気がつきましたでしょうか?
いかがでしょうか。

もし似たような経験をしたことがあるのであれば
考えやすいかもしれませんね。

考える上でヒントになるポイントは…
「自分と相手」ということです





☆次回に続きます

 


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Posted on: 6月 6th, 2016 by エフ カウンセリングオフィス