感情の浮き沈みが激しくて苦しい… | エフ カウンセリングオフィス

感情の浮き沈みが激しくて苦しい…

ソファの女性

自分でもコントロールができないくらい
感情の浮き沈みが激しい。
その振れ幅が大きすぎて苦しい…。
このように感じることがありますよね。

激情で高ぶる、激昂する。
あるいは沈み込む、停滞、沈殿。
この繰り返し。

まるで潮の満ち干のように
寄せては引いて
再び寄せて引く。

なにか自分でもどうしようもできない
何者かに振り回されているような
この自分がどこかへ行ってしまったような
そんな感じがするのです。

嵐が過ぎ去るのをじっと待つ、
ただただ耐えているしかない。
これはキツイですね。

ところがこの嵐のような
感情をよくよく観察していくと
意外なことがわかってきたりするのです。

自分の中から湧き出てきた感情
内側から、奥底から、
どこからともなく突然現れ出でてくる感情

それは本来とても純度の高いもの
混ざり気のないものであるはずなのですが、
どうやらそうともばかり言えないケースがありそうです。

感情と思えるものの中に、
ひっそりと混ざり込んでいる「何か」があるのです。
かすかに、わずかに、こっそりと隠れています。

多くの場合、それはカモフラージュされていたりします。
ですので、本来の純粋な感情と区別がつかなかったりします。

さて、そのカモフラージュされているもの、
<感情と見せかけてその実はまったく別のもの>とは
一体なんなのでしょうか?

それは自分自身を批判めいた目で見下す「もう一人の自分」です

もう一人の自分・・・・
これが曲者です。

自分の中にあって
でも、自分の味方ではない…
自分を責め立てる敵のような、
そんな思考です。

そうです、思考なのです。
思考と言っても「完全なる自分の思考」とはちょっと違う、
なにかよそから入り込んだ情報に操作されているかのような
そんな「よそ者の思考」です。

その「よそ者の思考」があなたにこのように
たたみかけるのです。

「こんなに感情が浮き沈みするなんておかしいいよ。」
「自分をコントロールできないなんで、ああ、ダメだねー」
「ほらまた落ち込んだ。」
「努力が足りないんだよ」
「未熟だね~」

まだまだあります、キリがありません。
共通しているのは自分を否定するという点です。

感情そのものには良いも悪いもないのですが
この「よそ者の思考」はずるがしこく
感情を出した自分を「悪者」にするのです。
感情が湧き出ることそのものが悪いとでも言いたげです。
ここに注意する必要があります。

繰り返しになりますが
感情そのものに良いも悪いもありません。
なぜならば、純粋に湧き出でる感情とは
自分の存在そのものでもあるからです。

自分の存在を良いとか悪いとか
そのように評価を与えてしまえば
苦しさを生むのは当たり前ですね。

人生は道なき道を行くようなもの。
一寸先になにが待ち受けているの誰にもわかりません。
予想がつかないのです。

自分の感情もまた、その時になってみなければわかりません。
喜怒哀楽、予定通りに行かなくて当然です。

どんな感情が出てきたところで
それは自分のものなのです。
恐れるには及びません。
怖がる必要もなければ
排除する必要もないですよね。

むしろ警戒すべきは
自分の外側から入り込んでくる情報です。
よそ者の思考、これが自分を苦しめます。

良い人を装って自分を騙すかもしれません。
「そんなことではダメだよ」とかなんとか
そんなことを耳元でささやき始めるのです。

そして必ず最後には自分を責める言葉を
自分自身に浴びせかけます。

こうなった時「これは私の感情ではない」とわかります。
わかったらしめたもの、自分の中から締め出してしまいましょう。
これが自己肯定ということと言えるかもしれませんね。


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Posted on: 7月 8th, 2016 by エフ カウンセリングオフィス