考えても考えても混乱するばかり | エフ カウンセリングオフィス

考えても考えても混乱するばかり

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何か結論を出そうとしてあれやこれや考える。
こんな場合はどうだろう?とか
別の場合はどうなるだろうか?など、
いろいろ迷います。

なにかあるひとつのこと、
なにかあるひとつのテーマについて、
考え始めます。
時間がたつにつれてどんどん考えが進んでいきます。
そして、ふと疑問が浮かんでくる瞬間が、
いくたびも訪れたりします。

「ちょっと待てよ、これで本当に上手くいくかな?」
「いやいや、こうした方がいいのでは?」
「やっぱり違うかもしれない、こっちだ」
「う~ん、でもなんだかしっくりこない」
「そういえば忘れていたことがあった、あれだ!」

 なんだかいろいろと思い浮かんでくることが
どれもこれもあてはまるような気になってくることもあります。

また逆に、どれを取ってみてもそうではないような気がしてきたり、
まだまだ考え足りないのでは、という思いが出てきたりもします。

いずれにしても、消化不良のような何とも言えない感じ、
気持ちがモヤモヤざわざわして落ち着かない。
この状態に嵌るといよいよ苦しくなってきます

でも、この苦しさのままでいるわけにはいきません。
あまりにも辛く、焦燥感、閉塞感すら漂ってきますから…。

ましてや、そもそも何かを決めようとか、解決しようとか、
その思いが出発点となり考え始めたのであればなおさら、
一旦停止のような状態で立ち止まっているわけにはいかないわけです。

早くなんとかしなければ!

自分で考えても結論が出ない、決められない。
もしかしたら自分だけで考えていてもダメなんだ、
何か足りないのかも知れない。
そうだ、役に立ちそうな情報を集めてみよう。
もしかしたらヒントがあるかもしれない、
いやヒントどころか答えがあるかもしれない!

そうして情報収集しようとと動き出すわけです。

今の時代は良いのか悪いのか、その判断はさておくとして、
おびただしいほどの情報があふれかえっています。
本やネット、その他ろもろ・・・あげたらきりがないですね。
そしてその情報量が半端ないわけです。

集めようと思えば情報はいくらでも手に取ることができます。
その情報量といったら無限と言ってもいいくらいですよね。
しかも、いとも簡単に情報は取りにいくことができる・・・。
特に、ネットはそれが顕著です。

ところがです。
自分がふれることのできる情報は無限に近いにもかかわらず、
そのすべてを自分の中に取り込むことはできません。
取捨選択をして、これとこれ、というように「採用」する必要があるわけです。

ある問いに対する答えのようなものを探しているとしましょう。
ネットで調べてみたら「A」という良さそうな答えが見つかった。
ところがもうちょっと調べてみたら別の「B」という答えにぶち当たった。
さてさてどちらがいいのか?正しいのか?
どちらも良さそうに思えるし、どちらも正しそうに思える。
でも少し時間をおいて改めて考え直してみたところ、
「A]も「B」もちょっと違うような気がしてきた・・・・。

でもこのまま決めないわけにいかないので
とりあえずどちらかに決めなければという思いで
たとえば「A」と決めてみる。

でもでもなんだか落ち着かない、腑に落ちない。
「本当にAを選んで正しかったのかな?」と思うわけです。
そうしてまた迷い始める・・・・・。

なぜ選んだあとでこうして迷ってしまうのでしょか。
それは「A」が正しいという100%の確証など、
そんなものはどこにも存在しないからなのです。
「A」が正しいのだとするとそもそも「B」が存在するはずはありません。
でも「B」があるということは「B]が正しいという可能性もあるわけです。

こうして情報を取りにいくときには必ず選択にまつわる迷いが
もれなく付いてくるのですね。
もちろん実際には「A」か「B]というように選択肢が2つ、とは限りません。
むしろ、もっと多い場合もしょっちゅうでしょう。
ですからさらに混迷をきわめていってしまいます。

 そうして苦しくなっていくと、最終的には誰かに頼りたくなるのです。
生身の人間である誰かにたずねたくなるのです
「教えてください、AとB、どっちが正しいのでしょうか?」と。

そうすると、ある人は教えてくれるかもしれません。
「ああ、そうだねぇ、Aが正しいよ」と。

本当にそうかな?と疑い深くなっている状態だと
さらに確認をとりたくなって別の人にたずねます。
そして答えが返ってくる
「Bが正しいと思うよ」と。

ここでいよいよ混乱状態に突入です。
そして3番目の人にたずねます。
「Aが正いという人とBが正しいという人がいます。
本当はどっちが正しいのでしょう?」

3番目の人からは、もしかしたら
このような言葉がかえってくるかもしれません。
「あなたの本心、あなたの気持は何と言っていますか?」

実はあなたが求めていたものはAでもBでもない可能性があると、
この3番目の人は言っているのです。

もっと言えば、どこを探しても自分を満足させる「答えのようなもの」はない。
否、ないと言い切るのはちょっと乱暴かもしれません。
限りなくゼロに近い、としておきましょう。
あるいはそもそも順番が違うのかもしれません。

優先順位を間違えないようにしよう、ということです

さまざまな情報、それを取りにいったり選択することが悪いということではなく、
まず自分の気持ちをはっきりと認識してから、これが大事なのだと思います。
あくまでも自分の内側にある本心が出発点、一番最初でありたいものです。
外側の情報を取りにいくのはそれからでも遅くはないかもしれません。
そうすれば、無数にある情報に振り回されてしまいう、
堂々巡りをして混乱を極めることも少なくなっていくことでしょう。

 


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Posted on: 9月 14th, 2016 by エフ カウンセリングオフィス