焦燥感にまとわりつかれる | エフ カウンセリングオフィス

焦燥感にまとわりつかれる



思うようにならないことが多いときや
山積みになっている問題が
なにひとつ進展しているように感じられないとき…
焦ってしまうことは自然なことだったりします。

とくに疲労がたまっているときにはなおさらでしょう。
身体(からだ)がつかれているときも、
気持ちや心(こころ)の元気が少なくなっているときも、
そしてもちろん、こころもからだも両方とも弱っているときは
特にきついですよね。

気ばかり焦る、その気力すら空回りしてしまう。
そうなると、目の前に暗雲が立ち込めるような
なんともいえない、言葉では表せないような空間の中に
自分が閉じ込められてしまったような
苦しい感覚に襲われたりします。

ひとによっては息苦しさを
強く感じる場合もあるでしょう。
この私がそうでした。

なんだか空気が薄いような、
吸っても吸っても空気が足りない…
気がつくと呼吸が浅くなっているのです。

そうしてますます気分が落ち込んでいく。
こんなに苦しいのは、何も手が打てない自分が悪いのだという
お決まりの「自分を責める」という思考パターンに
またまた入り込んでしまいます。

本当に自分の経験からしても不思議なことなのですが
焦れば焦るほど自分を責めることが強化されていく…

自分で自分にダメ出しをする

なぜか、このためのエネルギーだけは枯渇しないのです。
いったいどこから燃料が補給されているのだろう?
そんなことを考えざるを得ないほどの
尽きせぬ「自分を責め立てる動力」は恐ろしいほどに強力です。

だからますます焦って焦って疲弊していく、
といっても過言ではないでしょう。

こんなにも考えているのに、何も変わらない。
これほど悩んでいるのに、少しも進めない。

ひとつの焦りが別の焦りの呼び水になっていきます

ふと見渡すと、自分の周りに焦燥感という名の
巨大な迷路がはりめぐらされて広がっている…
そんな光景が存在しているかのようです。

そこから脱出するために、
さあどうしよう、と考え始めるとまた焦ります。
焦りのループ・・・・・

では一体なにが問題なのでしょうか。

「考える」というアクションが
問題を引き起こしている疑いがあるのです。

考える、思考するということは
ある一面では素晴らしいことではあります。

ところがこの「思考」の本来持っている性質として
「限りがない、無制限に考えることができてしまう」
というものがあります。

「でも~だったらどうしよう」とか
「だって~だから無理かも」とか
「どうせ~はダメかもしれない」といったような
思考の積み重ねで
焦りがどんどん膨らんでいきます。

この不毛な思考のループをどこかで止めてあげれば
随分と楽になります。
焦る、という一連の状況がストップしてくれる
可能性が出てくるのです。

何か同じことをずっと続けていると
どこかで無理が生じます。
なぜならば不自然なことだからです。

言い方を変えるならば、
どこかで「焦る思考をやめること」の方が
きわめて自然なことであり
自分にフィットすることだといえるでしょう。

家事の手を休める
仕事の手を止めてドリンクを飲む
スポーツ中なら木陰に腰を下ろすのもいいかもしれません。
同じようなことが「思考」にも言えます。

焦ってあれこれ解決策を探し回るという
そんな思考も一時停止してみてはいかがでしょうか。

ひと時の休憩、それがあるのとないのでは大違いです。
人生もしかり。
急いで進んでいくばかり、
答え探しに忙しいばかりでは、
大事な力が枯れてしまうことになりかねません。

ひと休みして自分を労わる。
そんな空白の時間をつくってあげたならば
自分の中でぐったりしている元気と気力が
喜んでくれるかもしれませんね。

 


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カテゴリー: 07.焦り・緊張
Posted on: 7月 23rd, 2017 by エフ カウンセリングオフィス