自分を追い詰めてしまう苦しさ | エフ カウンセリングオフィス

自分を追い詰めてしまう苦しさ



自分で自分を追い詰める…
そうそう、そういうことあるなと思い当たるとしたら
これまでの人生は、かなりしんどかったかもしれません。

どんなふうに追い詰めるのか。
ケースバイケースだとは思います。
でも、どのような場合でも共通して言えるのは
次第にエスカレートしていく、ということではないでしょうか。

きっかけは、とても小さなことだったりします

ただ、小さいことにはちがいないけれど
そのまま捨て置くにはちょっとひっかかる…
気になってしまう。

ああ、失敗してしまったな
なんでこんなことしてしまったんだろう
もっと上手くできはしなかっただろうか
なんでまた同じような失敗をしてしまうのだろう

なんで…?
どうして…?

このように延々と自分への問いが続いていったりします。
そして「なんで?どうして?」という自問は、
回数を重ねていけばいくほどに
圧迫感のような勢いをもって
自分のほうに向かってくることになります。
例えばこんなふうに、です。

「なんでできないの!」
「どうしてそんなことをしてしまったの!」

こうなってくると、もうおわかりかと思います。

いったいどういうことが起きているのでしょうか?
最初は「なぜ?どうして?」だった自分への問いが、
厳しく自分を批判する「自責・叱責(叱責)」に
いつのまにか変質してしまうのです。

自分で自分を責め立てる・・・

別の言葉で言うと「自責」です。
この自責というものは、とてもやっかいです。
なぜならば、自分でやめない限り
どこまでも続いてしまうからです。

自分の中で起きていることでもあるので、
他人が力づくで止めに入ってくることもありません。

自分でストップをかけなければ、
さらに自分で自分を追い詰めてしまいます。
苦しさもどんどん増していきます。

これでもかこれでもかと、
苦しくなるのがわかっているのに自分を責める。
ストップをかけないでやり続けてしまいます。
なぜでしょうか?

やり続けることだけは「自由」だから、です。
(もちろん、これは考えられる理由のうちの一つだとは思いますが…)

苦しさの中にわずかに存在するささやかな自由を、
感じるために自分を追い詰めてしまう。

でもこの自由は、残念なことに条件付きの自由です。
自分が苦しむ、という条件です。
なんとも皮肉で矛盾した現象といえるでしょう。

この矛盾から抜け出すために、
ここへ至るまでの思考の道筋を
スパっと断ち切るという手があります。

どういうことかというと、
思考は「言葉」によって作られているので
自分が使った言葉を
まずはチェックしてみるということです。

ではどんな言葉を使ったのか振り返ってみます。
さて、ありました

なんで?どうして?

なんで?どうして?から始まる問いかけを
やめてみてはどうでしょうか。

「なんでできないの!」
「どうしてそんなことをしてしまったの!」
これらは、もしかしたら使い慣れた言葉かもしれません。

でも、苦しさを断ち切るために
  
    潔く捨ててみる。

そんな小さな挑戦をしてみるのもいかがでしょうか。


 


Tags: , ,
Posted on: 11月 3rd, 2018 by エフ カウンセリングオフィス