ただ話をきいてほしいだけなのに… | エフ カウンセリングオフィス

ただ話をきいてほしいだけなのに…


何かとても悲しいことがあったとき
打ちのめされてしまったとき

くやしさに身を焦がすとき
腹が立って収まらないとき

激しい怒りが噴出してくるとき
なぜか息苦しくてたまらないとき

うまく言葉にできないけれど
なぜだか居てもたってもいられない
胸の中でなにかが渦巻いていて
このままここにいることがくるしくなるとき

こんなとき誰かにこの思いをきいてほしいと
誰しもが思うのではないでしょうか。

とにかく、ただきいてほしい・・・

本当にただそれだけなのですが
なかなか叶わないことが多いように思います。

ただ黙って聞いてくれるだけでいいのに
なにかを教えてほしいのお願いしたわけでもないのに
次から次へと、ざわざわする言葉が返ってくる…。

「こうしたほうがいいよ」
「そんなことないよ、気のせいだよ」
「ああ、なんかそれわかるよ」

アドバイスを求めているわけでもないのに
気休めが欲しいわけでもないのに
同意を求めているわけではなのに

どこかピントがずれているリアクションに
軽いめまいのようなものを覚える…。

もちろんその人に悪気があるわけではないのは承知している。
むしろ自分のことを心配してくれているのも理解できる。
親切心から言ってくれているのも、わかる。

わかってはいる。
けれども、なぜか釈然としない。
モヤモヤする。
目の前に相手がいるのに、なぜか孤独な感じがする。

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ただ話をきいてほしいというささやかな願いが、
いつのころからかとても難しいことになってきているような
そんな時代の空気を感じています。

たとえ理解しがたくても、
自分とは考え方が違っても、
価値観がかけ離れていても、
感性が合わなくても、
それでも相手のことに関心を持ってみる。

たとえ一瞬でも他者への意識を忘れない
そんな心持ちが大切にされるようになっていくことを願う…。
そうあらためて思う今日この頃です。

 

 


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カテゴリー: 03.孤独感・疎外感
Posted on: 9月 4th, 2019 by エフ カウンセリングオフィス