失敗と成功の基準を自分で決める | エフ カウンセリングオフィス

失敗と成功の基準を自分で決める

bsAMEMAN_854da                      
「しまった、失敗した~!」と思うのはどんな時でしょうか?
コーヒーをこぼしてしまった。
また食べ過ぎてしまった。
財布を家に置いてきてしまった。
~さんに電話をするのを忘れてしまった。
今日も掃除ができなかった。
仕事でミスをしてしまった。
○○をやってしまった~。
○○をやることができなかった~。
以前の私は、このセリフを一日に何度も何度もつぶやいていました。
私は完ぺき主義だから、自分に厳しいから。
自分に厳しいのは上昇志向があってポジティブだから。
そう思っていました。
『失敗』の基準をを多く作り出すことで『成功』できないようにしていたのですね、自分自身で。
私は親から褒めてもらうことがほとんど無かった子供でした。
ですから『成功』するということがどういうことなのか 実感できなかったのでは、という気がしています。
平たく言ってしまえば『成功体験』がなかった、ということなのでしょう。
『経験が無い』ということは自分とって未知のことになりますから怖いわけです。
そうしていつのまにか『成功することは怖いこと』という思考回路が形成されてしまいました。
そうして私は慣れ親しんだ『失敗』に居心地の良さを感じるようになっていきました。
それに正当性を持たせるために、自分自身で『失敗』の基準を作り出したのかもしれません。
基準を作っているのは自分だったのだということに気がついて、私はとても楽になりました。
誰かに言われたから『失敗』なのではなく、自分がそう思ったから『失敗』だったのだ。
ということは『成功』にも全く同じことが当てはまるではありませんか。
自分が『成功』だと思えば『成功』なのです。
そしてもっと重要なことは、必ずしも自分の行動を『失敗』か『成功』 という基準で評価する必要はない、ということです。
そう思えるようになってから、人に対する恐怖心や不信感といったものが自分の中から薄れていくのを感じることができました。
うまく言葉にできないのですが、なんとなくいつも不安、という感じがなくなりました。
事実を事実として受け入れることができるようになった、ということなのかもしれません。
そして、その事実に対して私は自由に思いを馳せることができるようになりました。
失敗だから悲しいのではなく、成功だから嬉しいのでもない。
悲しいと感じたから悲しい、嬉しいと感じたから嬉しい。
こんなにもシンプルなことが、何十年かけてもわからなかったのです。    


Posted on: 12月 13th, 2011 by エフ カウンセリングオフィス No Comments