許すのでもなく、許さないのでもなく | エフ カウンセリングオフィス

許すのでもなく、許さないのでもなく

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前回の記事で、許すか許さないかという『二者択一の選択』をしなかった、
できなかった、ということを書きました。
できなかった…つまり、「許す」ことも「許さない」ことも私の気持ちにフィットしなかったということです。
ピンとこない、納得がいかない、違和感がある、無理でしょう~できません、そういう感じです。
でも何とかして自分の気持ちに決着をつけたかった・・・。
ひとつ確かだったことは、私がAさんから受けた行為は私にとって重たい意味を持つことだった、そう言うことです。
この私にとっての事実を消したくはありませんでした。
そこで私はこのAさんから受けた行為を『私の人生に重大な影響を与えた大きな出来事』 という意味付けをして、
他人に触らせないように鍵をかけて厳重に保管することにしたのです。
自分の気持ちの奥底に。
良くも悪くも私に影響を与えたのは事実です、今の私を作っている出来事なのです。
辛い思いをした、苦しんだ、私はそれだけは忘れたくなかったのです。

Aさんがどうしてあんな行為をしたのか、それを追及することは止めました。
Aさんの気持より、私は自分の気持ちを優先したのです。
Aさんには事情があって悪気などなかったかもしれない、「でも」私は傷ついた、と。
Aさんには事情があって悪気などなかったかもしれない、「だから」私はAさんを恨まない、と。
こう考えることで自分の気持ちにケリをつけることができました。
自分の中で整合性が取れてスッキリしました。
納得がいったのです。

ちなみにこの出来事は今、私の中でどういう位置づけになったかというと、
以前の記事『苦悩が姿を変えてゆく』 に書いてある「小さなビー玉」となっています。
小さなビー玉…取るに足らないどうでもいいモノになったのです。
私が変わった、ということなのでしょう。
そしてこれからも私は変わっていくのかもしれませんね。    


Posted on: 1月 4th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments