自分の現在位置を知る | エフ カウンセリングオフィス

自分の現在位置を知る

   

悩みに「大きさ」というものがあるとすれば、それは人それぞれです。
でも、その大きさを正確に「何平方メートル」と計測できないところが厄介ですね。
では「大きさ」ではなく、例えば「悩みの海」とイメージしてみたらどうでしょう。
このブログでもたびたび触れていますが、私は現在の状態になるまでにほぼ40年の月日を費やしました。
では私はどんな「悩みの海」にいたのでしょうか?
浅瀬の海に膝まで浸かっていただけでしょうか?
それとも深海の底に沈んでいたのでしょうか?
乗っていたオンボロボートごと沖へ流されしまって漂流していた、というのが近いような気がします。
漂流中には何隻もの船が通り過ぎるのが遠くに見えた。
でも、どうやって助けを求めたらよいのかわからなかった~SOS信号を出せばよい、ということに気が付かなかった。
私の場合はこんな感じでしょうか。
台風で荒れ狂う海に投げ出された人は沈んでしまわないよう、
すぐに浮き輪になるようなものにつかまる必要があるでしょう。
深海の奥底に沈んだままになっている人は、急に浮上すると潜水病になってしまいます。
ゆっくり浮き上がる必要がありますね。
でも、潜水艦が近づくのが見えたら、それに乗せてもらって海面まで上がるのもいいかもしれません。
そうすれば体への負担も少なくて済みますし、時間も節約できますね。
また、遠い沖に流されてしまった人もいるでしょう。
泳ぎが得意であれば自力で岸へたどりつけるかもしれません。
その場合には途中でサメに襲われないように注意する必要がありそうです。
などなど・・・。
もちろん、悩んでいる最中というのはなかなか冷静にはなれないのが常識かもしれません。
でも、悩んでいる時だからこそ、「非常事態」であるからこそ、自分が今どこにいるのかという
「自分の現在位置」を知ることが、岸へ無事に戻るための大事な行動であるような気がしてなりません。
知るといっても正確でなくてもいいと私は思います。
大体どのあたりで、海の状態はこんな感じ、このくらいでも構わないと思います。
人間はれっきとした「動物」です。
ヒト(ホモ・サピエンス?)という名前がついていますよね?(学術名は詳しくありません、すいません)
確かサルの仲間に分類されるのでしたよね?
私たち人間が動物であるとすれば、動物の本能というものが備わっているはずです。
生きるため、苦痛を避けるために行動する、という本能が。
その本能とやらを信じてみてもいいのではないかと私は思うのです。
自分が今、悩みの海のどのあたりの場所にいるのか、海の状況はどうか?
それが分かれば動物としての本能が必ず働き始めて、無事に岸にたどりつくための妙案を
思いついてくれるような気がするのです。


Posted on: 1月 26th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments