ラベルを剥ぎ取る | エフ カウンセリングオフィス

ラベルを剥ぎ取る

                     

「あなたはどんな人間ですか?」と問われたら、果たしてあなたは なんと答えるでしょうか?
「いい人」「意志の強い人」「頑張り屋」「気が弱い人間」「感情的な人間」・・・
いろいろありますよね。(とりあえず思いついた順にいくつか書いてみました)
『自分は○○な人間である』そういう看板を掲げた以上、「○○な人間」であろうと努力します。
努力しなければいけない、そう考えることは自然なことかもしれません。
努力することは素晴らしい、努力することはいいことだ、努力すれば夢が叶う・・・
そう教わった人も多いでしょうから。
それでなんのストレスも感じなければいいのですが、どうも気持ちが晴れないとか、
なんだかイライラするとか、なぜか疲れてしまうなど、そんな風に感じることがあるのなら、
自分の掲げた看板というものを、本当にこれでいいのかどうか点検してみるのもいいかもしれませんね。
そもそも、この看板を掲げたのはなぜか?
もしかしたら他人からの評価…
例えば「お前は何をやっても失敗ばかりするね」という評価に納得したから
「ダメ人間」という看板を掲げたのかもしれません。
考えてみると確かに自分はダメ人間だ、そう思えた訳なのですよね。
でも、ちょっと待ってください。
頭では納得して理解できていても、自分の心の奥底に眠っている「本当の自分」は
それで納得できていますか?
本当の自分が「自分はダメ人間なんかじゃない!」そう叫んではいませんか?
人からの評価に頭で理解できたかららといって、それをラベルにして次から次へと
自分にペタペタと自分で張り付けていくことが必要でしょうか?
ラベルのコレクションが増えていくにしたがって、本当の自分の心が埋もれてしまいませんか?
なんだかよく分からないけど苦しい・・・
こんな状態に陥っっているのなら、自分で自分に張り付けたラベルを一枚一枚剥がしてみてはどうでしょう。
剥がしたラベルを手に取ってそれをじっくり良く見て下さい。
「嫌だな」と感じたら、もうそのラベルは用無しです。
ゴミ箱にポイッと捨てて下さい。
ラベルを全部剥がしてしまって「のっぺらぼう」になってしまったら?
それもまた趣<おもむき>があると私は思いますが、
裸で歩いているみたいで落ち着かない!という人もいるかもしれませんね。
そんな人には「僕」「俺」「私」「自分」といったラベルを張ってみることをお勧めします。
このラベルはある意味『最強』です。
『オールマイティーカード』のようなものです。
これならその上にどんな看板を掲げるのも自由自在です。
好きな時に好きな看板を、とっかえひっかえ掲げて楽しむこともできますよね。    


Posted on: 2月 17th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments