揺れ動く心 | エフ カウンセリングオフィス

揺れ動く心

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ここ東京は昨日の大嵐がうそのような、晴れ渡った空です。

このまま穏やかな春の日が続いてくれると嬉しいのですが、はたしてどうでしょうか。
お天気って、なんだか自分の気持ちに似ているような気がします。
晴れてほしいときに限って大雨だったり、これでもかというくらい日照りが続いたり、
逆に何日も雨の日が続いたり・・・。
風もまたしかり、無風状態が訪れるなんてほんの一瞬です。
自分の気持ちもそうです。
一瞬たりともじっとしてくれません、揺れに揺れています。
左右に振れたかと思えば、ガクガクと急降下するときもあります。
こんな気持ちを何とか落ち着かせたい、いつも穏やかでいたい。
それが私の望みでした。 そのために試行錯誤を重ねて奮闘しました。
まるで見えない敵に向かって孤独な戦いを挑んでいるようでした。
この敵を倒さないことには苦しい毎日が続くばかり、そう感じていました。
気持ちが揺れる、心が乱れる、それが苦しみの根源だと信じて疑わなかったのです。
いつでも平穏な笑みを浮かべて、落ち着いた物腰で人と接する。 そんな人に憧れていた・・・。
そうなりたいと思っていましたし、絶対そうなるべき、必ずそうなれると信じていました。
から努力しました、血の滲むような努力を。
れが地獄への入り口でした。
努力すればするほど、自分が壊れていきました。
大切なものが1つ2つ・・・失われていきました。
何かが失われていくたびに、心の奥底に冷たい風が吹き荒れるのです。
その風に煽られて、残っていたモノも1つ2つ、どこかへ飛んで行ってしまいます。
狂ったように強風が吹き荒れていましたが、でも、やっと収まったようです。
遂に無風状態が訪れました。
ところが、そこには何も残ってはいませんでした。
決して離すまいと握りしめていたものは何一つとして・・・。
こうして生れたままの「自分」に戻りました。
自分の中の何かに火が灯ります。
の火が次第に大きくなっていきます。 大きくなるにしたがって再び風が吹き始めました。
その風に煽られて炎が燃え盛っていきます。
ひとたび大きくなった炎は勢いを増してとどまることはありません。
もう誰にも止められはしません。
燃やすものが無くなるまで、燃え尽きるまで、火の粉を飛ばしながら 激しく眩しく燃え続けるのです・・・。

 


Posted on: 4月 4th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments