圧倒的な疎外感(2) ~援軍 | エフ カウンセリングオフィス

圧倒的な疎外感(2)~援軍

PAK86_gucyagucya15205011500

(前回の続きです)
何処まで行っても他人との距離が狭まらない、近づけば近づくほど反発力で 押し返されてしまう・・・
そんなふうに感じていることを前回の記事で書きました。
他人と私の間に、ある一定の距離が常に存在している。
まるでそこに何か「物体」が存在していて、他人と私の間を隔てているかのような。
その「物体」は無色透明で、触ることもできない。
臭いもしなければ味もしない。
音を出すわけでもなく、温度も感じない。
でも確かに何かがそこにある。
だから近づきたいのに近づけないのだ。
そう体感していた私には、それを「疎外感」と感じていたのでした。
他人から拒否されている、他人の方が私を受け入れてくれないのだ、私は仲良くなりたいのに。
どうせ私なんか受け入れてはもらえないのだ、だって私はダメな人間だから…
そんな被害者意識というようなものがあったのかもしれません。
他人の目が冷たく映る、私を値踏みしている視線を感じる。
敵、敵、敵・・・圧倒されるような疎外感です。
誰も私を分かってくれない、一人ぼっち、寂しい。
そうして私の心は「ある種の人たち」のところへと向かっていくのでした。
そうです、決して私を攻撃したり拒否したりしない人たちのところへです。
その人たちは、もう死んでしまってこの世にいなかったり、会ったことも話したこともない
そんな人たちではありましたが、何故か自分とは気が合いそうな気がしました。
この人たちとなら話し合える、会話が通じる、わかり合える、根拠はないけれども そんな確信がありました。
歴史上の人物だったり、著名なアーチストだったり・・・もう好き勝手に手当たり次第に 話しかけては「友達」になりました。
悩み事を相談したりもしました。
相手は外国人だったりもするのですが、相談事を持ちかけるとちゃんと日本語で 答えてくれました(笑)。
「そんな下らんこと言う奴なんかほっとけ、気にスンナ!」という具合にです。
そう、すべて私の頭の中でのことです。
要するに<妄想>です。
でも、それで十分でした。
私は満たされました。
(見方によってはちょっとした狂気!ともいえるかもしれませんね。)

こうして私はいつでも私の見方になってくれる強力な「援軍」をを手に入れた訳です。
それは自分の中にだけ存在しているので、誰にも奪うことはできません。
永遠に自分だけのものです。

あと一回だけ、続きを書かせていただきますね。)


カテゴリー: 03.孤独感・疎外感
Posted on: 4月 13th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments