圧倒的な疎外感(3) ~闇の正体 | エフ カウンセリングオフィス

圧倒的な疎外感(3)~闇の正体

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前回からの続きです。今回で終わります)
自分の頭の中で、歴史上の人物やお気に入りのミュージシャン達と「友達」になっっていった
私は、まさに<妄想>の世界を生きていたと言えるかもしれません。
そしてこれは今に始まったことではありません、もうずっと昔からです。
現実を生きていながら、同時に現実離れしている。
現実の世界では怒りと苦悩にまみれながら、空想の世界では心穏やかに深呼吸をしている…。
どっちが本当の自分だかわからなくなる。
して両方の自分を行ったり来たり繰り返しているうちに、 どちらも本当の自分だということに気が付く。
正気と狂気・・・。
自分の心の底に深い闇を見た気がしました。
その闇は自分の中にあるだけでなく、自分の周りを覆っているかのようにも感じました。
その闇は決して消えることはありませんでした。
どかすこともできません。
疎外感の正体はこの闇だったのかもしれません。
他人と自分との間に横たわっている深い暗闇。
その暗闇が存在することで、私は自分が孤独であるということを実感します。
誰ともつながってはいない、完全に分離している、孤立している・・・だから「自由」なのだと
その暗闇を見慣れていくうちに視界が開けてきて、向こう側の景色がぼんやりと見えてきます。
いろいろな景色が、いろいろな人々がいるのが見えてくるのです。
もっと目を凝らして良く見てみたい、そう思えば近づいていくことができます。
すると闇に光が差し込んできて無色透明なモノに変化します。
こには相変わらず何かがあるのですが、それは言葉にできるようなものではありません。
でも確かに存在するのです。
その「何か」があるから自分は自分でいることができるのかもしれません。
そして、あなたをあなたと感じることができるのかもしれません。
そう思えた時、自分は「あなた」を<敵>ではなく<同じ人間>として 心を許せた気がしたのです。
自分を覆っている闇、もはやそれは怖いものでもなんでもありません。
それは自由に息を吸うために必要なもの・・・。
そんなことを私は感じています。
(最後までお読みいただき、ありがとうございました)


カテゴリー: 03.孤独感・疎外感
Posted on: 4月 14th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments