言葉の怖さ(1) ~不完全 | エフ カウンセリングオフィス

言葉の怖さ(1)~不完全

a0002_010605

このところ重たい内容の記事が続いたせいか、少し息切れしています。
自分のことを書くのにも、とても神経を使います。
なるべくわかりやすく、そして正直に遠慮せずに、でも攻撃的にならないように・・と欲張ってしまうのですね。
そして慎重に言葉を選ぶ。
ところが、どれだけ推敲しても納得がいかない。
書いては消し、書き直してはまたけし、その繰り返し。
どんなに言葉を尽くしても、自分が思っている通りのことを伝えることは不可能ではないのか。
そんな諦めにも似た気持が湧いてきます。
そして、自分もまた、ほかの人の言葉を本当にその人が言おうとした通りに 理解できているのだろうか。
そんな疑問が湧いてきて、頭を悩ませてしまうのです。
こんな不完全なやり取りの中で、ほかの人とコミュニケーションをとっているのだということに 気がついて、
私は愕然とするのです。
話し言葉にしろ、書き言葉にしろ、一旦言葉が発せられたら最後、その言葉は 「受け取った人」のモノになります。
発言した人の「気持ち」や「本音」を置き去りにして、言葉だけが独り歩きしてしまう そんな危険性があります。
あの人がこんなことを言っていた、だからあの人は○○な人だ。
こんなふうにレッテルを張ることも簡単にできてしまいいます。
そしてそのレッテルはコピーされて、どんどん拡散されることもありますね。
こういう言葉の危険性をわかったうえで、互いにコミュニケーションをとれればいいのですが、
その難しさを私は感じています。
人と人の争いは、こんなことが原因になっているのも多いように感じるのです。
その怖さを身をもって経験してしまうと、口をつぐみたくなってしまう。 そんな気持ちにもなるのですね。

次回に続きます)


Posted on: 4月 17th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments