先が見えないということ | エフ カウンセリングオフィス

先が見えないということ

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先行き不安・・・これが、かつても私を苦しめていたものの一つでした。

上手くいくかわからない、何の保証もない。
失敗したらどうしよう。 確実な方法なんてこの世には何一つとして存在しないではないか。
とにかく不安。
先が見えない。
どこにいても、誰といても、心が落ち着かない。
何をしていても、気持ちがフワフワとして集中できない。
だから達成感がない。
ああ、これでいいのだという<実感>が湧かない。
要するに生きている心地がしない、そういう精神状態であったわけですね。
朝、目が覚めると、気持がど~んと落ちるのがわかるわけです。
また一日が始まってしまう。
またあの不安と向き合わなくてはならないのか。
うんざりするような毎日でした。
ところが、他人に自分を合わせるのではなく、他人の存在と自分の存在をはっきりと区別するコツを 掴んでから、
私の人生は大きく変わりました。
他人の影響を受けずに、自分で何かを選択する。
これができるようになったのです。
これを繰り返していくうちに、自分の人生は自分のモノだという、しごく当たり前のことが 実感できるようになってきます。
自分の前に立ちはだかって、まるで自分の人生の邪魔をするかのように思えた人たちの存在が、 怖くなくなります。
取るに足らない存在に変化します。
誰も自分の人生の邪魔などできないのだ、本当にそう思えるようになります。
といっても、なにも他人とのかかわりを拒絶するわけではないのです。
他人と自分との間の境界線を踏み越えない、ということです。
そういう気持ちでいるだけで、お互いの関係が変わってきます。
相手に左右されなくなるということは、相手を恨んだり憎んだりする必要が無くなるということに繋がります。
こうなると、目の前の視界が一気にひらけます。
不思議なことに、自分を信じることができるようになってきます。
今までの「先が見えない不安」が、「先が決まっていない無限の可能性」に思えてきます。
あ、しまった!と思った「失敗」が、実は失敗でも何でもなく、別の可能性への入り口であることに 気がつけるようになります。
その入り口から、今までとは全く別の、新しい道が続いているのです。
その道の先には、今までの自分の人生ではく思いもよらなかった出来事が待っているかもしれません。
その入り口を入らなければたどりつけない場所があるかもしれないのです。
能力なんて関係ない。 自分という存在を信じる。
自分を信じることができた時、自分の目の前に現れる小さな小さなチャンスにも気が付くことが できるようになります。
今まで見過ごしてきたような小さなことの中に、実は大きな可能性が潜んでいるということに気が付くとき、
不安や恐れは消滅します。
自分が自分にとっての最強の味方になってくれていることを実感できるからです。
何も信じることができない?
誰も信じることができない?
だったらいっそのこと、自分を信じてみるというのもいいかもしれませんね。
一度きりの人生なのですから。


Posted on: 5月 12th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments