かみ合わない会話 | エフ カウンセリングオフィス

かみ合わない会話

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誰かと話しをしていても、自分が言っていることが全く伝わっていない感じがする。

こちらの質問に対して、聞いてもいないことを返される。
話題をどんどん違う方向に持って良かれてしまう。
こちらとしては相手を責めているつもりはないのに、なぜかムカッとされてしまう・・・。
こんな経験、結構ありませんか?
そして、ひとたびこんな風に会話が進んで行ってしまうと、
軌道修正をするのはなかなか難しいんですよね。
会話がかみ合わないまま、どこまでも平行線で続いってしまう。
こんな会話をしたあとは、胸がむかむかしてスッキリしないあげく、
ずっしりと徒労感が残ってしまいます。
私も幾度となく、このような場面を経験してきました。
良いとか悪いとかは一旦脇に置いておくとして、問題なのは「不毛な感じ」がすることだと 私は感じています。
時間が無駄になってしまった感じ、といったほうがピッタリくるでしょうか。
時間だけでなく、しゃべるためのエネルギーを無駄に消耗してしまったという、
悔しさみたいなものもありますね。
自分がこれまでしてきた「かみ合わない会話」を振り返ってみると・・・。
その時の私というのは、「相手を打ち負かそう」という気満々だったように思います。
まずはじめに「私の言う事が正しい」という思いがある。
だから、今ここでしている会話はその正しさを証明するためのモノなのだ。
そんな義務感のようなものがあったのかもしれません。
だから、相手が何を言おうとしているのか、私のどこに疑問を感じて質問をしているのか、
全く理解できなかった…理解しようとしていなかった、のですね。
「会話をかみ合わなく」している張本人が、私自身だったわけです。
まあ今思い出すと、顔から火が出るほど恥ずかしいというか、未熟だったなあ~と思います。
相手の考えと自分の考え。 同じ場合もあれば違う場合もある。
二つの考えがが同時に存在している・・・昔の私はこのことが実感できなかったのしょう。
相手を認めるということは自分の存在を否定することになる、
そんな思い込みがあったのかもしれません。
まるで椅子取りゲームのようです。
相手より先に椅子を取るという「成果」でしか、自分の存在というものを感じることができない、 そんな私がいました。
自分の一生を椅子取りゲームに費やすことの愚かさ・虚しさに気がつくことができて良かったと、
今は思っています。
椅子なんて、探せばいくらだってあります。
目の前にある椅子にこだわる必要なんてこれっぽっちもありません。
たとえ椅子がなかったとしても、座ることはできます。
地べたに腰を下ろせばいいだけの話です。
とてもシンプルで簡単なことですよね。  


Posted on: 7月 18th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments