「それみたことか!」~イジワルなささやき | エフ カウンセリングオフィス

「それみたことか!」~イジワルなささやき

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※この記事は、他者批判を意図しているものではないことを最初にお断りしておきます。

失敗することを極度に恐れていたかつての私は、この言葉が」とても恐ろしかったですね
「それみたことか!」 リアルに誰かから浴びせかけられることもあれば、
相手の表情にその言葉のイメージを
感じることもありました。
誰からも何も言われなくても「ああ、失敗してしまった」と思った瞬間に、
自分の頭の中で「それみたことか!」 という言葉がいつまでも響いたまま消えてくれない
などという事もしょっちゅうでした。
何ともイヤな言葉です。
なぜなら当時、この言葉の裏側の、もっともっといやらしいイジワルな意図を感じていたからです。
例えばこんな感じです・・・。
また失敗すると思っていたよ。
あいかわらず思慮が足りないね。
いつまでたっても成長しないね。
どうせまた失敗するよ。
いつまでたってもそのまんまだよ。
すっと同じ失敗を繰り返しているだけだよ。
○ぬまでそうだよ・・・・・・ 書いていても嫌になりますね、すいません。
要するに「あんたは一生ダメ人間だよ(笑)!」というメッセージが隠されている(と私は感じた)わけですね。
人からそう言われたように感じたし、自分でもそう思っていた・・・。
まあ、そういう事です。
でもよくよく考えてみるとおかしな話なんですよね。
「ダメ人間」っていったいどういう事?という話です。
ダメってその基準は何?
誰が決めたの?
そもそもその基準って役に立つの?
役に立つとしたら何のため、誰のために?
などなど、突っ込みどころが満載なんです。
まだまだありますよ、突っみどころがゴロゴロと。
字数の関係でこのへんにしておきますが。
自分を含めて人の人生を良いか悪いか、一人の人間を良いか悪いか、
ある種の判断基準で決めること というのはよくあることです。
例えば「あいつはダメなやつだね」とか。
よく聞くセリフですよね。
私は、そのセリフを言うな、と言いたいのではありません。
言うことは自由だと思うんです。
問題はそのセリフを自分がどのよう受け取るか、ということなんだと思います。
「自分が」 「どのように?」 この2点がポイントではないでしょうか。
言い換えれば「相手の判断基準は自分にとってOKですか?」ということです。
ズバリ「自分の価値を相手に決めさせてもいいのですか?」です。
私はある時から、自分の価値は自分で決めようと思うようになりました。
言いたい人には言わせておくんです。
(悪意を感じる言葉に対して、です。何でもかんでも拒否するということではありません、念のため…)
わかってくれない人がいても気にしません。
そう、「自分の安売り」を止めたんです。
この自分が決めた値段で買ってくれる人、そういう人って何処かにきっといると思います。
世界は広いのだから。
今はまだ出会っていないだけ・・・。
そう思えるようになりました。
自分の価値を自分で貶(おとし)めることほど空しいことはないのではないでしょうか。
貶められた「本当の自分」が嘆き悲しむとき、やり場のない怒りが噴出してきます。
その怒りが他人を傷つけ、まわりまわって自分をも傷つけてしまうとしたら、
それはとても悲しいことだと思います。


Posted on: 7月 20th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments