万事休す | エフ カウンセリングオフィス

万事休す

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わたしたちは問題にぶち当たった時、解決策を考えます。

ああでもない、こうでもないと頭を働かせ、いろいろと試してみます。
ラッキーなことに一度で上手くいくこともあれば、何回やっても何をやっても上手くいかない。
そんなこともありますよね。
本を読み漁り、ネットを徘徊しまわり、情報を手当たり次第に手に入れる。
それでも問題が解決しない。
そうして最後は人に助けを求めてみる。
頭を下げて、助けて下さいとお願いする。
力になってくれる人はいるものです。
ああ、よかった。 これで何とかなるかもしれない。
助けてくれる人に出会えて、自分はなんと幸運なんだろう。
目の前の闇が一瞬にして消え去り、天にも昇った気持ちになります。
期待を込めて、望みを託して、その人からのアドバイスを恐る恐る試してみる。
ところが、また上手くいかない・・・。
その時、最後の望みが絶たれたような、絶望にも似た気持ちになります。
万事休す、もはやなす術がない。
怒りとか悔しさとか、そういったものを超えて、ただただ脱力感に襲われてしまう。
そして、心が折れてしまいます。
人生を止めたくなってしまう、そんな気持ちに襲われることもあるかもしれませんね。
でも、ここで人生を止めてしまっては、体がいくつあっても足りません。
なぜなら「万事休す」な状況は、意外と多くあるものだからです。
自分の頭で考えつくことなど、たかが知れています。
人を頼るといったって、自分の周りにいる人も、そう多くはありません。
だから、いつでも、すぐにでも、問題を解決できるとは限らないのです。
何だか救いようのない感じがしてきますが、そう悲観的になる必要はありません。
冷静に考えてみれば、自分に起きている事柄というのは、本当に狭い世界の中の出来事にすぎませんよね。
このような見方をしてみると、問題解決の手立ては、実は無限にあることが想像できます。
自分が考えていた解決策は、もしかしたらピントがずれていたのかもしれません。
注目すべきは「この部分」ではなくて「あっちの部分」だったかもしれないのです。
一見、問題の本質とは関係ないように見えることろが、
実は問題を解くために必要な <鍵>だったりすることもありうるわけです。
その<鍵>がどこにあるか、それがわからないから苦労するのですね。
でも、少なくとも自分が気では気が付いていない場所にあることだけは確かです。
そうでなければとっくの昔に解決しているはずですから。
一見問題とはなんの関係ないところ・・・
たとえば、毎朝コーヒーを飲むのであれば、それを紅茶に変えてみる。 あるいは、
いつも座っている場所を変えてみる。
習慣でも、好みのモノでも、何かしらいつもきまっているものをちょっと変えてみる。
手軽に簡単にできることから。
そんな変化を起こすことで、意外といろいろなことが変わってくる可能性がありますね。
たとえ小さな変化でも、数を重ねていけば大きな変化に繋がらないとは限りません。
そのようなプロセスの中に、もしかしたら問題解決のためのヒントが顔をのぞかせるかもしれない・・・。
試してみる価値はありそうです。


Posted on: 9月 19th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments