言葉で表現できること、できないこと | エフ カウンセリングオフィス

言葉で表現できること、できないこと

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こうしてブログを書いていて、いつも思うことがあります。

言葉で自分の思っていることを伝えることは難しい・・・。
正確に伝えようとすればするほど、理屈をこね回しただけの
駄文になっていくような気がしてならないのです。
屁理屈のオンパレード?
はたまた言葉遊び?
そんなところに陥ってしまっているような情けなさ・・・。
その原因が自分に文章を書く技量が足りないというところにあることは自覚できているのですが、
それだけでもないようです。
「人の思い」というものは、言葉だけでそう簡単に表現しきれるのもではないと思うんですよね。
例えば「楽しい」という気持ち。
人によってその中身はいろいろですよね?
海に行くのが楽しい人もいれば山に行くのが楽しい人もいる。
遊ぶのが楽しい人もいれば勉強するのが楽しい人もいる。
料理を作るのが楽しい人もいれば、料理を食べるのが楽しい人もいる。
大勢の中にいるのが楽しい人もいれば、一人でいるのが楽しい人もいる。
「楽しい」という言葉を一つとってみても、その言葉から受ける印象とかイメージは人それぞれです。
仮に100%自分の思いを正確に言葉にできたとしても、それが相手に伝わるときには
「全く別の」意味として受け取られる可能性もあるわけです。
言葉だけに頼ったコミュニケ―ションがいかに頼り無いものであるか、
気に留めておいた方が良いかもしれませんね。
でも、だからこそ、言葉を使うときには全力投球したいと私は思うのです。
少々ぎこちなくても構わない。
笑われても良い。 自分で納得のいく表現方法で体当たり、といったところでしょうか。
もちろん、100%正確に伝わるなどとは思っていません。
誤解されるのも覚悟の上です。
それでも伝えたいことがあるから伝えることに挑むのです。
こんなことを考えるようになってから、あることに気が付きました。
自分にも表現しきれないことがあるように、相手にも表現しきれないことがある・・・。
「お互い様」なのだということです。
言葉で表現できないこと。
自分の中にも相手の中にもある、そんな思いを想像してみる。
いえいえ、想像ではありませんね。
想像してはいけないのかもしれません。
「多分~だろう」と想像して「決めつけて」しまうのがいけないのかもしれません。
「言葉にならない思い」とは「言葉にしてしまってはいけない思い」なのかもしれません。
なぜなら、言葉にしてしまった瞬間に全く別のものになってしまうからです。
はっきとした「形」にはできない思い。
そんなものの存在も、大切にしていきたいなと思う今日この頃です。  


Posted on: 10月 28th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments