マイノリティ街道をゆく(2)~中途半端 | エフ カウンセリングオフィス

マイノリティ街道をゆく(2)~中途半端

PAK12_kousatenwoouraisuruhito500

前回の続きです)
「ダメな自分」を自分自身で作り上げてしまう。
そこから抜けようともがけばもがくほど、どんどん深みにはまってゆく。
そんな自分をさらに「ダメ」だと思い知らされる。
そしてその結果、その「ダメさ加減」を、さらに精巧につくりこんでゆく。
それはまるで芸術作品でも造るかのような、ある意味で忍耐力のいる作業です。
不幸になりたいなどと思う人はいないでしょう。
それなのに、不幸になるために「ダメな自分という作品」をつくりあげてゆく。
報われない努力です。
なぜ私はそんな報われない努力が出来たのでしょうか?
そんな努力が「したかった」のでしょうか?
不幸な自分に酔いたかったから。
不幸でいれば誰かが同情してくれる、救いの手を差し伸べてくれる。
不幸でいれば、私を不幸にした誰かを恨むことができる。
恨んでいれば時間が過ぎてゆく。
不幸な時間が増えれば増えるだけ、恨むべき「誰か」もどんどん増えてゆく。
「誰か」が増えていくから恨むことで忙しくなる。
忙しくなると「寂しさ」を感じる暇がなるなる。
「寂しさ」を感じなくなると「不安」も消える(そんな気がした)。
私の中の思考と感情はこのような経過をたどっていったのだと思います。
「不安」というと漠然としていて何を指しているのかわかりませんね。
私の場合は「何かに脅かされているような感じ」に近かったかもしれません。
いつも何かに脅かされているように感じる。 誰かに監視されているように感じる。
そうなると、何をやっても落ち着かなくなります。
何をやっても身が入らない、集中できないわけです。
だから中途半端で終わってしまう・・・。
こうして中途半端に終わったゴミのようなくだらないモノが、自分の周りに積みあがっていくのを感じていました。
ゴミが増えるばかりで、楽しいことは何もない・・・。
空しさ全開です。
かつての自分を振り返ってみると、これじゃあしんどいよなあ(苦笑)、と思うわけです。
(長くなりそうなので次回に続きます)


Posted on: 11月 4th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments