感情の封印を解く(4)~感情の自由があるところ | エフ カウンセリングオフィス

感情の封印を解く(4)~感情の自由があるところ

                             

前回の続きです)
封印してきた感情が自由になるとは、一体どういうことなのでしょうか。
それを「本当の自分らしさ」などと表現してみてもいいかもしれません。
いえ、「らしさ」というのは余分ですね。
だってそれが「本当の自分」なのですから・・・。
が、実際にやってみようとすると大丈夫だろうかという気持ちが出てきます。
ありのままのナマナマしい感情を、果たして自分は受け止めきれることができるのかどうか、と・・・。
例えば、激しい怒り。
あるいは強烈な憎悪。
または底知れぬ不安。
こんなものを直視して、実感して、さらに言葉にして反復して、いったいどうなってしまうのか・・・。
実はここが辛抱のしどころなのです。
あなたの胆力が必要となる場面なのです。
もちろん、安易にお勧めしているわけではありません。
分の感情に向き合うというのは、いってみれば「生みの苦しみ」なんです。
新しいものを創りだすときには、何かしらの試練のようなものがつきものです。
新しい自分に生まれ変わるためにはどうしても必要なことなんです。
そして、正直な感情に真正面から向き合うということは、自分に対して自由を与えることでもあります。
「感情を解き放ってもいいんだよ」という自由・・・。
この自由を与えるのはほかの誰でもない、自分自身です。
自分が許可しなければいけないのです。
待っていればいつか誰かが与えてくれる、そういうわけではないのです。
ましてやある日突然、空から降ってくるものでもありません。
あくまでも決めるのは自分です。
他人の意見を聞く必要はありません。
自分で今だと決めたらそれを実行するのみです。
誰もあなたのその決定に反対を唱えることはできません。
なぜなら、それはあなたの人生だからです。
誰もあなたの邪魔をすることなどできないのです。
この「誰からも邪魔されない」という感覚は「自由」そのものですね。
ただし、タダでは手に入りません。
自分の感情をそのまま感じて自分の中に持っていられるだけの力が必要です。
そうなんです、「自分の感情を感じること」そのものが大きな力なんです。
勇気がいるんです。
でもそれができたときに誰からも支配されていない「わたし」を実感することができるのです。
それからどう行動するか、誰に何を言うか。
そういう事も一切自分の手にゆだねられているということに気が付くことができるのです。
ちょっと怖いけど、ちょっとだけ勇気を持てば手に入れることのできる自由・・・。
一度手に入れたら、その解放感は何物にも代えがたいことを実感するでしょう。
もう二度と封印の地獄に戻る必要などありません。
感情の封印はもはや無用となるのです。


Posted on: 12月 9th, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments