苦しさを持ちつづけることの意味 | エフ カウンセリングオフィス

苦しさを持ちつづけることの意味

                             

気がつけばもうこんな時間です。
今年も後わずかです。
今日は朝一番でブログを書く「予定」だったのですが、またもや計画倒れです。
いかにも私らしくて一年の締めくくりにピッタリです(笑)。
皆さま、一年間どうもありがとうございました。
引き続き今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
(前回の記事で触れたPH問題はラッキーなことにPCをテキトーにいじっていたら解決しました。
何とかなるもんですね!)

さて、本題に入りますね。
よく目にする言葉に「執着を手放そう」というものがあります。
執着を手放すことができないから苦しいのだ。
人に対してもモノに対しても。
執着を手放せば苦しみから逃れられるのだ。
まあ、こんな意味のことですよね。
私もなるほどと思い、執着とやらを手放そうともがいた時期がありました。
で、その結果どうなったかというと・・・。
「素晴らしい結果」なんて出ませんでした。
執着というものはそう簡単に手放せるものではないと痛いほど思い知らされただけでした。
苦しさから逃れようとして、その一つの手段として、執着を手放すことを試みる。
でも試みれば試みるほど、しっかりとそれを握りしめている自分を自覚するのです。
手放せるどころか苦しくなるばかり。
なぜなら、執着している対象物は「自分にとって大切なモノ」だから。
言ってみれば片思いと一緒です。
そんなに簡単に諦められるものならば、最初から執着などしないのです。
なぜその対象物が自分にとって大切なものなのか。
この問いが重要ではないでしょうか?
それを知ることは自分を知ることでもあると思うのです。
そう簡単に答えがでるものではないでしょう。
「なぜその人を好きになったの?」
こう聞かれて理路整然と答えるのが難しいのと一緒です。
気が付いたら好きになっていた、自分でもびっくりした。 こんな経験はありませんか?
人生だって一緒かもしれません。
なぜこれほどまで執着してしまうのかわからない。
手放そうと思っても手放せない。
わかっているけど、苦しいけどどうにもならない。
ここでひと踏ん張りです。
答えは執着している苦しみの中にはありません。
それでもこの苦しみの場所にとどまってみるのです。
それはとても覚悟がいることです。
大きな力がなければできません。
この力こそがが「胆力」です。
苦しみを持ちこたえていられるだけの力です。
歯を食いしばっているだけで何も変わらない。
そんな気がするかもしれません。
何も変わっていない?
それは違います。
苦しさを支えているあいだ、あなたは力を出し続けているのです。
ものすごい力です。
執着の苦しみが存在する場所。
そこには何の変化もないかもしれません。
でも、別の場所は確実に変化していっているはずです。
力が加わるとはとはそういう事ではないでしょうか。
今は目に見えないだけ。
確かに自分の中に見えない変化が進行している。
ある日突然その変化が水面下から顔を出す。
それは本当にと突然現れます。
だからいつも注意深く<自分を>見続ける必要があるのです。
ほんのわずかな変化も見逃さないように・・・。
分を好きとか嫌いとかで評価を与える前に、自分をただただ見つめることの大切さをお伝えして、
今年最後のブログ記事とさせていただきます。
それでは、皆さまよいお年をお迎えください。
来年またお会いしましょう!


Posted on: 12月 31st, 2012 by エフ カウンセリングオフィス No Comments