棘のある会話(3)~裏の意味 | エフ カウンセリングオフィス

棘のある会話(3)~裏の意味

                   

  (前回の続きです)
言葉の棘が刺さらないようにする。
自分の心に・・・。
とても大事なことですね。
棘はとても細くて小さいものです。
でも、刺さるとかなり傷みます。
そのまま抜かずに放っておくと化膿してしまいます。
言葉の棘も同じです。
ささいな言葉のように思えても、放っておくことは危険です。
「チクリ」と感じたらまずすべきこと。
それは「言葉の意味」に飲み込まれない、ということです。
言葉そのものの「意味」から離れてみてください。
どういう事かというと、たとえば・・・。
「あなたのことなんか嫌い」と言われたとしましょう。
実は、この言葉にはいろいろな「裏の意味」が含まれているのです。
「嫌いと言ってはみたけれど実は好き」
「私のこと、もっ気にかけて」
「今日のあなたがなんとなく嫌い」
「今のあなたのその行動がイヤ」
「もっと私のことを好きになって」 などなど・・・!
数え上げればきりがありません。
その本当の心は誰にもわかりません。
しかも、【本人ですら気が付いていない】場合だってあるのです。
この点はとても重要なことです。
言葉の裏には無数の意味が含まれている。
このことを気に留めておくだけで、とても楽になれます。
不必要に傷つくことはありません。
人格否定された!などと悲嘆にくれて大騒ぎすることもないのです。
相手の発する言葉とは、言ってみれば「ブラックボックス」のようなものです。
その中身は正確にはわからないこともあるのです。
完全にわからなくても良いのです。
※ただしビジネスの場では、わからないことは正確にわかるまで確認した方が良いですネ。 その場で無理やり理解しようとするから無理が生じるのです。
とりあえず、相手の言葉を「そのまま受け取っておく」。
決して自分で勝手な解釈をせずに「そのまま」。
なかなか簡単にはいかないかもしれません。
でも、こうすれば、自分で加えた解釈で自分を傷付けなくても済みます。
そして、時間が経てば相手が言いたかったことの「本当の姿」が浮かびあがってくることがあります。
時間が経たなければ見えてこないこともあるのです。
人の気持ちや感情というもの。
それは「言葉」だけで簡単に表現できるものではないという、何よりの証拠だと思います。
それだけ重い・・・。
大切にしたいものですね。
相手の気持ちも自分の気持も。
(最後までお読みいただきありがとうございました。このテーマはこれで終わります)    


Posted on: 2月 5th, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments