仲間外れ感、疎外感について(3)~消去する | エフ カウンセリングオフィス

仲間外れ感、疎外感について(3)~消去する

                 

前回の続きです)
仲間外れ感、疎外感を味わうとどうなるか。
焦ります。
集団からはじかれてしまった、放り出されてしまった。
怖くなります。
一人ぼっちになってしまうのか?
混乱してしまいます。
そして、何とか気を取り直します。
自分を落ち着かせます。
そうして考え始めます。
なんとか仲間に戻してもらえないだろうか。
そのために、何か良い方法がないだろうか。
必死に考えると、それなりにアイディアが湧いてきます。
たとえば・・・。
笑顔で接する。 <=狼狽しているわけじゃないです>
親切な人になってみる。 <=私は役に立ちますよ、あなたのために>
理解を示す。 <=どうです、私って器が大きいでしょう?>
こんなふうに・・・。
考えつくことはすべて試みます。
一度はじき出されてしまった「集団」に再び呼び戻してもらうために。
ところがこの試みは凄惨を極めます。
自分を痛めつけてでしか成し遂げられない事だからです。
本心に背いてまで過剰な「ノルマ」を自分に課す。
実行しようとすると葛藤も生じます。
葛藤が起きるとそこで踏みとどまってしまいます。
前へ進めなくなります。
でも、前へ進まなくてはなりません。
そうしなければ自分は「孤立」したままなのですから。
これ以上「疎外感」なんて味わいたくないのです。
そこで覚悟を決めます。
葛藤を封じ込めるのです。
さて、どうするか。
「葛藤をなかったことにする」のです。
自分の本心と、頭で考え出した「ノルマ」。
どちらかを「亡き者」にしてしまえば葛藤をなかったことにできます。
どちらを消すか。
答えを書くまでもありませんね。
こうして自分の「本心」を闇に葬るのです。
(続きます)    


カテゴリー: 03.孤独感・疎外感
Posted on: 3月 21st, 2013 by エフ カウンセリングオフィス No Comments