伝わらない、すれ違う | エフ カウンセリングオフィス

伝わらない、すれ違う

いつも同じようなことで言い争ってしまう。 なかなか思うように通じない。 もっと詳しく、さらに丁寧に説明してみる。 「わかった?」と何度も相手に確認をしながら 繰り返して念押しする。 わかってほしいこと、理解してほしいことを伝えようとする努力。

はたしてこれまでの自分の人生で 血のにじむようなこの努力に どれだけの時間をさいてきたのだろうか?と ふとした拍子に考え込んでしまうことはないでしょうか。

こんなに頑張って伝えようとしたのに なぜわかってもらえないのだろう?と 常に同じ疑問がわいてきます。 いや、疑問というよりは腹立たしさかもしれません。 あるいは憤り、憤怒。

ひとことでは簡単に表現しきれない いろいろな感情が入り乱れている 入れ替わり立ち替わり自分の中に 現れては消え、また別のものが出てくる…

そうこうしているうちに なんだか泣きたい気分にもなってきます。 ついには疎外感も…。 今までの私のどりょくな何だったのだろう? どれだけ時間を費やしてきたのだろう? この思いをどこにぶつけたらいいのだろう?と。

ところが残念なことに 一番わかってほしい人には響かないのですね。 思いが届かない、すれ違ってしまいます。 どこまで行っても平行線がひた続いているかのようです。 大きな孤独感に押しつぶさそうにも感じる…。

ところが意外と見落としていることがあるのです。 もちろん私たちは頭ではわかってはいるのです。 ただ、いざ余裕がなくなってくるとうっかり忘れてしまったりします。

それは何かというと 感じ方・考え方は人それぞれ、ということです。 同じものを見ていても、同じようには見えていない。 同じことをしていても、おなじようは感じていない。 こんな当たり前のことを、なぜか忘れてしまう。 そしてすれ違ってしまったままになってしまうのでしょう。

だから、ほんの少しでもいいかもしれません。 たまにでも構いません。 時々思い出してみて見るのもいいのではと思います。 自分と相手とは全く違う人間なんだ、 と。

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Posted on: 10月 18th, 2020 by fc-office-test